10月27日(土)、ナイロビ日本人学校で
学習発表会 が行われました。
小学校1年生~中学3年生まで、43名の児童生徒が一致団結して
繰り広げる一大イベントです。
今年のテーマは
「Do My Best ~みんなの道を信じて~」
全員が自分で書いた似顔絵が玄関ロビーに貼られていました。
若葉ちゃん達低学年部は、まずは劇「遊び買います」でスタート。
進化しすぎて遊びを忘れてしまった宇宙人が、勉強が出来るようになる
メダルと引き換えに、子供達から遊びを買い取っていきます。
一度売った遊びは二度と遊べなくなるので、遊びを売った後の子供達は
勉強ばかりするつまらない子供になってしまう・・・
というお話。
若葉ちゃんはお友達のYちゃんと、「縄跳びを売って、掛け算九九が
すらすらできるようになる子供」の役でした。
これは最後に宇宙人が「遊びは買わなくても、皆で遊べば
楽しくなる」ということが判って、皆で楽しく遊ぶラストシーン。
黄色&ピンクが若葉ちゃんです。
相変わらず身長大きいで~す。
音楽発表では「星に願いを」の合奏をしました。
練習が始まった時点で、何を思ったのか先生がやっていらした
ピアノ伴奏を「やります」と言って引き受けてきた若葉ちゃん。
どこからその自信がと正直ビックリしました。
それでも自分でやると言って引き受けてきたんだからと
最初は泣きながらも必死に練習していた若葉ちゃん。
当日は間違えることなく無事、ピアノ伴奏をやり遂げました。
でも、考えてみたら子供が「やります」と言って
それをやらせてくれるのがナイロビ日本人学校の凄いところ。
「これは先生がやります」と先生がやってしまえば、
指導する先生だってどれだけ簡単だったことでしょう。
当日までに仕上がるとは限らないけれど、
やる気があるならやらせてくれる・・・これはナイロビ日本人学校ならでは。
お陰で若葉ちゃんも「やれば出来る!」と自信がつきました。
1ヶ月ちょっと要らぬ緊張をしてきたママは、
演奏が終わった途端ぐったり疲れましたけどね、肩に力入っちゃって。
他にも高学年部の和太鼓ミュージカル「川中島の合戦」や、
中学年部の「私が選んだことわざ」、バレリーナが踊ったり
本当に盛りだくさんでした。
更に上を行くのが中学生達。
「完璧」と「完壁」どっちだったかな~と迷いませんか
この言葉の謂れを見事演じてくれました。
堂々とした演技、週末に学校に泊り込んで合宿もしたんだとか。
それからもう一つ、去年の学習発表会から取り組んでいる
「綿あめ作り」。
何と校庭の片隅でさとうきびを育てて、砂糖をつくるところから
スタートして、モーターを使った綿あめマシーンも自作
残念な事にさとうきびは十分に育たなかったようですが、
その理由などもしっかり考察されていました。
(ちなみに沖縄出身の校長先生の畑では、りっぱなさとうきびが
育っていたそうです。さすが~)
去年の発表会では思うように綿あめが作れなかったのですが
マシーンも改良されて、今年は立派な綿あめが出来上がりました。
市販のさとうきびを使っての黒糖作りにもチャレンジしていて、
ちょっと味見させてもらいましたが、美味しい~
何と17時間かけて煮詰めたそうです。
最後は
全員合唱「地球星歌~笑顔のために~」
で幕を閉じました。
少人数なだけに、劇に合奏に歌にと出ずっぱりな子供達。
毎年、「良くぞここまで」と唸らせる内容の学習発表会です。