愛の電池11・育ったところ | i.m nokoのブログ【愛の電池】子育て・親育て・自分育て

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こんにちは。バツイチ・子ども1人・相方と3人で仲良くやってます。日ごろ思ったことや感じたことを、心のままに正直につづります。子どもを1人亡くした経験からスピリチュアルな内容も含まれますので、ご興味のある方だけお付き合いくださいね。

皆さまこんにちはニコニコ

今回は、ちょっとフワっとしたお話です。




私が育ったのは
団地タイプのマンションでした。
団地タイプとはいえ、
サイズはマンションなので
部屋は割と広めで収納も多く、
周りの環境も整っていました。
私たち家族は
みんなが その環境に慣れ親しみ、
とても大好きな場所でした。

でした、と過去形なのは
そのマンションが2年前に取り壊しになり、
引っ越しをしたからです。


自分が育った歴史を確実に見届けたくて、
取り壊し作業も
しっかりとこの目で確認しました。
更地になる時まで、
2〜3日に1度は通い写真を撮りました。

私は事情を納得して、
新しい環境に慣れていくタイプ。
それに対して、私の姉は
なかなか納得できず、現実を受け入れるのが大変だったようです。
これは良い悪いではなく、
そういうタイプなだけです。

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広いベランダから見えていた風景。
地元の小学校が見えます。
私たちも通いました。


懐かしいなぁ〜〜
でも、不思議なんですよね。
生後半年くらいでこの場所に移り住み、
この場所で育ち40年以上過ごしました。
途中 私は結婚して家を出ましたが、
訳あってまた出戻り。
その間、父が他界して。。。
私たち家族の歴史のほとんどが
ここにあったんです。

でも、いまはもう無い。

まるで夢だったみたいに。


本当に あの時間は存在したのだろうか…?
と、フワッとした感覚になる時があります。



小さい頃、
窓から見える駐車場に
父のトラックが帰ってくるのを確認しては
「お母さん!お父さん帰ってきたよ」
と報告していました。
やっと生まれた息子を連れて実家帰りをし、
その息子が私と同じように
窓からトラックを確認しては
「ババ!ジジかえってきた〜〜」と報告。

母は、息子が私と同じようにしたのを
わかっていただろうかおねがい
微笑ましいシーンの1つ1つを
1人で思い返します。


確かに存在した現実だけど、
物がその場に存在しなくなると
無かったことのようになってしまう…。
いまはもう、そのマンションは跡形も無く
綺麗に一戸建てが立ち並び
人々の生活が存在しています。


ホント、不思議なんです。

あの私たちの思い出は
本当にあったのだろうか?
私たちしか覚えていない現実。
夢だったのかな…?
いや、確かに
確かにあったよ。あったあった。







いつもお越しいただき
ありがとう(^人^)ございます。
また【愛の電池】にお越しくださいね星音譜