きょうは7月9日で、私の住む信州の朝の天気は☁です。天気予報によりますと、前線や湿った空気の影響を受ける。信州は、☁で昼過ぎには☔になる。最高気温は平年並みの、27度前後になりそう。
日本の各地にある神社では、6月末と12月末に、半年の間に知らずのうちに犯した罪や心身のけがれを形代(かたしろ)・人形(ひとがた)に移し祓い清め、正常な姿に戻すための「大祓い(おおはらい)」が行われます。
6月を夏越し(なごし)の祓い、12月を年越しの祓いといいます。
私の住む信州にある氏神さまでも6月30日、この夏越しの祓い、茅の輪(ちのわ)くぐりが行われると聞き、出かけてきました。
神事の後、参列者に白い包みが配られ、この中には、男女1体ずつの形代(かたしろ)、人形(ひとがた)などが入っていました。
この形代、人形で全身をなでる。特に痛い部分があると重点的になでるといいます。
さらにこの人形・人形に3回、息を吹きかける。息を吹きかけることで、この形代・人形に、罪や穢れ(けがれ)を移し替えたことになるといいます。
皆さん、男女それぞれの形代・人形に息を吹きかけていました。
この後は、茅の輪くぐりです。
茅(ちがや)という草で編んだ、直径約2㍍の輪を作り、これをくぐることで心身を清め、災厄を祓い、無病息災を祈願します。
何でも、日本書紀のスサノオノミコトに由来すると言われ、唱え詞を唱えながら8の字に3度くぐり抜けるといいます。
神職を先頭に、参列者たちがこの茅の輪をくぐり、災厄を払っていました。