消えるのは、魔球だけでなく、ゴミ箱も。やがては・・・ | 若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

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かつての野球漫画に、通称「消える魔球」というものがありました。
主人公であるピッチャーの投げたボールが、バッターボックス付近で
なぜか見えなくなり、打者は空振りしてしまうという魔球でした。

通勤等で電車を利用されている方ならお気付きだと思いますが、
首都圏の駅構内に設置されていたゴミ箱が消えてしまいました。
G7サミットのテロ対策の一環で、ゴミ箱ごと一時的に撤去されたり、
ゴミ箱の代わりに透明なビニール袋が置かれたりしています。

2016.05.17_消えたゴミ箱_R


こういった作業を余儀なくされ、日本経済は、確実に損害を被っているわけです。
「テロとの戦い」と言っても、どこか他人事として聞いている日本人も、
少なくないと思いますが、欧米と同様、日本も、こうした形で、
テロを企て実行している勢力から損害を被らされているのです。

ですから、我が国も、一人一人が否応なくテロとの戦いに直面させられていると言えます。
もしかしたら、今はまだゴミ箱程度で済んでいるかもしれませんが、
バグダッドのように、テロが日常的に、それこそ日常茶飯事のように起きるようになれば、
いよいよ電車を走らせられなくなり、公共交通機関が消えてしまうかもしれません。
「消える電車」なんて、シャレにもなりません。

もちろん、そんなことにならないようにするためにも、国民一人一人が
テロとの戦いを我が事として考える必要があろうと思います。
そういう一人一人の思いが政治家を後押しし、私が提唱している
テロ対策法等の実現につながるものと考えております。