まずは、12桁のマイナンバーを記した通知カードが郵送されてきます。
マイナンバーの制度は、徴税や社会保障などを一元的・効率的に管理するためのもので、
いわば、政府・自治体、お役所側の考えで(ひいては国民に利益になるはずですが)、
導入されるものです。
このブログタイトル「法は世につれ、世は法につれ」になぞらえますと、
後段の「世は法につれ」、すなわち、法律が社会をリードする法律先行型の制度です。
法律先行型は失敗すると、世(国民)から手厳しく批判される危険性をはらんでます。
それだけに、国民からの要望で作られたわけではないので、
制度をリードし、運用していく役所側は、国民に、法律や制度を
分かりやすく説明し、受け入れられるようにしなければなりません。
そのためには、この制度が国民からどのように見えるのかというイメージも大切です。
政府は、キャラクターのマイナちゃんを作ったりして、制度の普及に力を入れてます。
かつて、住民基本台帳ネットワークを導入した際や、
3年前に廃案になった番号制度法案を議論した際、
「国民総背番号制」などと揶揄され、あたかも管理国家・監視国家へ向かうイメージが
広まってしまった苦い経験があります。
今後、「世は法につれ」て、マインナンバーが国民に快く受け入れられるかどうかは、
その利便性のみならず、政府が国民に、その効用をどのように伝え、理解してもらうかに
かかっており、私が唱える4つの価値観のうち「説明責任」が政府に課せられています。
3年前に廃案になった番号制度法案を議論した際、
「国民総背番号制」などと揶揄され、あたかも管理国家・監視国家へ向かうイメージが
広まってしまった苦い経験があります。
今後、「世は法につれ」て、マインナンバーが国民に快く受け入れられるかどうかは、
その利便性のみならず、政府が国民に、その効用をどのように伝え、理解してもらうかに
かかっており、私が唱える4つの価値観のうち「説明責任」が政府に課せられています。