退院に向けての準備。

今回問題となった脳幹海綿状血管腫があった部分の手術は成功した。

目の回復は少し時間がかかる。

半年ぐらいかけて少しずつ良くなっていくだろう。


目が見えにくいのは、『MLF症候群』という目の調整機能が戻っていない状態で、目の調整に関する繊維部分が損傷している。

物を寄り目で見たり近いところを見る時の動きは多少出来ているため繊維としては繋がっていると判断する。

繋がっていればいずれ良くなってくるという期待が持てる。


抗生剤の点滴を朝夜続けてもらう。

現在の顔が歪んだり、痺れたりする症状がどこから来ているのか不明確。

可能性として末梢性の顔面神経麻痺はヘルペスウイルス?

今のおでこのシワに左右差が出ているのは末梢性を思わせる。

ヘルペスウイルスは体の免疫力が低下した時に出て来る事があるので体力が落ちた事で症状が出て来た可能性。

しばらくはステロイド薬とヘルペス坑ウイルス薬の2つでしばらく様子を見てみる。


昨日撮ったMRIは術後と大差はなく脳梗塞の後や新しく炎症が起きている事もないだろう。

神経は回復するのに時間がかかるが徐々に良くなってくるのが期待される。

水頭症もなく経過している

頭の後ろ側はまだ少し水が溜まっている。


【リハビリについて】

・目のリハビリ

動くものをよく見た方がいい。

外の風景を見る

・顔のリハビリ

顔面のマッサージ


【血栓】

・動かない時間が長い人はなりやすい。

・自宅でじーっとしている人もなる。

・今と同じ生活をしていると大きな血の塊が沸いて肺に詰まると肺拘束になり息が出来なくなる。ので、予防に努める。

動いた方がいい。

時折周りを歩くなど。

30分に1回は立ち上がる。


熱、痺れ、痛み、目まい…

少しでも治めために、今は薬の力も借りましょう。