昨日は、「みる」についてお話しさせもらいました。
今日は、私の中ですごく重要な「全体像をみる」ということをお伝えします。



 

私は、子どものころ毎日のようにすごく悩んでいることがありました。
悩みというより、不安だったことです。

それは「宇宙の端はどうなっているんだろうか?」ということです。
ずーっと考えていました。
考えたら余計に分からないし、誰かに聞いても答えをくれないので
ずっと不安でした。



 

なんで不安だったのかはわからないです。
とにかく不安でした。

それ以降、大人になっても「わからない」と不安になります。
全体像が見えないと理解がなかなか出来ないからです。
たぶん、そういう頭なのだと思います。

私は、よく会議で「全体像がみえない」といいます。

業務フローがないと仕事の流れがわからない
次、誰に伝えたらいいのかわからない
それだと、私は不安なんです。

昔、荷物を運ぶアルバイトをしたことがあります。
その時に、あと何個運んだらいいのかわからない
あと何分この作業したらいいのかわからない
そうすると不安で不安でしょうがなくなるんです。

だから私は必ず、トラックに行って
全部でどのくらいの数があるのか
何人で運ぶのか
どのくらいの時間がかかるか
というのをみて
自分が10人中の5人で流れ作業で物を運んでも
今どのへんかな、後30個くらいだなって思うと気が楽になっていくんです。


今も私は、「宇宙の端」がどうなっているのか
「全体像」がわからないと本当にすごく困り、不安に思ってしまうんです。


少し例が変わりますが、
みなさんは「伊能忠敬」という人の名前を聞いたことがありますか。

歴史の何か、授業か本などどこかで
聞かれたことがあるんじゃないかなと思います。

江戸時代の人です。
戦国武将ではないのですが
私たち日本人にとってすごく重要なことをしてくれた人です。

今みなさんは、ほとんどの人がGoogleマップを使われていると思います。
Googleマップがあると便利ですよね。
どこに行っても道に迷わない。海外でも迷子にならずに済みます。

「伊能忠敬」は日本地図を作った人です。
1800年から1816年、10年以上かけて、日本中を歩き回ってそして地図を作ったそうです。



難しいですが「大日本沿海輿地全図」(だいにほんえんかいよちぜんず)という地図です。

上から見て作ったわけではないのにほぼくるいなく
56歳~十何年間自分たちで歩いて測量して日本で初めて地図を作り、
お亡くなりになったのはほとんど完成して最後あとわずかの時だったそうです。

※詳しくは、こちらから確認できます。

伊能忠敬の日本地図
「朝日新聞 伊能忠敬」で検索


今の時代は、地図は当たり前ですが
当時の江戸時代にはすごく重要で、全体像を見るためにとても役に立たれたと言われています。

私の個人的な意見ですが
全体像がないと、どこを歩いているのかわからないのです。
なので、私の中では全体像を見ることがすごく重要なことです。



お仕事する上でも
“全体像を見た上で物事を考えよう”

人に何か伝えるときも
“全体像見た上で相手にわかりやすく、まず結論から伝えよう”


という癖がつくと大変役にたつのではないかなと思ってます。

みなさんも “全体像を見て” みましょうネ♪

 

 

 

 

わかさ生活のコーポレートサイトにて

『コトバのサプリ』公開中!

 

気持ちが落ち込んだ時ややる気が出ない時、

言葉は私たちに元気や勇気、前を向く力を与えてくれます。
一日のはじまりに心を豊かにするコトバのサプリメントをお届けします。