みなさん、こんにちは
東北支社 盲導犬育成支援メンバーの峯岸加奈です
先月のブログ「盲導犬とは・・・」はご覧いただけましたか
さらに今回は、盲導犬のことをもっと詳しく知っていただきたく「身体障害者補助犬法」という法律についてのお話をさせていただきます
「身体障害者補助犬法」とは、「盲導犬」、「介助犬」、「聴導犬」を身体障害者補助犬として定義して、これらの育成、社会的な受け入れ環境の整備を図ろうとするものです
公共交通機関や不特定多数の方が利用する施設における補助犬の受け入れを義務づけ、補助犬使用者の社会参加を保障する法律です。
また、施設側の受け入れ義務を設けるだけではなく、補助犬使用者は行動管理・衛生管理をおこなうことと、周囲に補助犬であることが分かる表示が義務づけられたり、補助犬育成団体は、良質な補助犬を育成することも義務づけられているので、補助犬使用者、補助犬育成団体にも責任が求められる法律となっています
しかしながら、盲導犬の頭数が年々増加していく一方で盲導犬を受け入れる社会自体の理解はまだ充分とは言えず、飲食店や旅館、病院などの施設で受け入れを拒否されてしまうことがあります
盲導犬とともに一人でも出かけられるようになったのにこのように利用を断られてしまうのは本当に悲しいことですよね・・・
そこで、平成14年5月に「身体障害者補助犬法」という法律が成立し、平成15年10月に全面施行されたのです
みなさんのご理解が補助犬使用者の社会進出につながります。
ご協力をお願いします