時間が無い、無いと言いながら、性懲りもなく靴下を編もうとしている私ですが、日本では靴下は履き口から編みます。
これがスタンダード。
でも、こうすると実際に編んだ方、もしくは編み物をする方ならお分かりだと思いますが、最後のつま先を「閉じなければ」いけません。
この「閉じる」のが、私はものすごく苦手です。
とても詳しく、丁寧に、親切な編み物の本をお手本にしているはずなのに…キタナイ…
でもある日、知ったのです。
欧米では、なんと靴下をつま先から編むやり方があるという。
そこで、検索しまくって、YouvTubeを見ながら止めて、止めながら見てを繰り返し、RavelryというニットのSNSサイトも、靴下編みの洋書も買って、お勉強したのです。
が、しかし!
外国のパターンは編み図がほとんど無いのです。
で、あるのは↓こんなの
Row 1: N1 K1, M1, knit to last st, M1, K1
N2 K1, M1, knit to last st, M1, K1 32
Row 2: N1 K3, M1, knit to last 3 sts, M1, K3
N2 K3, M1, knit to last 3 sts, M1, K3 36
Row 3: N1 K1, M1, knit to last st, M1, K1
以下続く…
こんなです。
アッサリと、字ばっか。
暗号かっ!!
「Row1=1段目」
N1 = 編み針1
N2 = 編み針2
K1 = 表編みで1目編む
M1 = 渡り糸で1目増し目
最後の目で(正確のは、1目手前で)1目増し目して、表編み1目
「Row2」の最後の32というのは、2段目は32目になるよ、ということです。
もう、略語だらけです。
pm | = place marker | = マーカーを置いてね |
ssk = slip,slip,knit =右上二目一度
等々…
でも、編んでいて分かったのですが、この略語を理解したら、編み図よりも分かりやすい!
なぜかというと、編み図は「すべて表から見た図」なので、輪編みは別として、平編みはひっくり返して裏からも編むので、頭の中で編み図を反対にしなければいけないのです。
私はそれが苦手。
何度間違えたか(笑)
ところが、英文パターンは表(RS)、裏(WS)とそれぞれの編み方を表示してあります。
個人的には、こっちの方が編みやすいのです。
ついでに、私が編む靴下のつま先はこう、台形になるのですが、
ここをまぁるくしたいと思っていたら、やっぱりあった!
さすがのRavelry。
Seam Free Rounded Toe for a Toe-up Sock
というわけで、今回はこれで編んでみたいと思います。