姑鈍感問題からの、長崎原爆の日 | 寄り道ダイアリー

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-がんは私の一部だけれど、全部じゃない-

えーと、始めにお断りしておきますが、ウチの姑(義母とも言いますが、なんかなー)はいい人です。
こんな嫁にも優しいです。
でーもー限りなく鈍感ですゲッソリ

なんと言うか、人のキモチに鈍感で。
「慮る」とか「忖度」とか言う言葉とは無縁です(笑)
おまけに、話の始め方が唐突で、把握できないことの方が多いという…ニヤニヤ

先日、胃の検査に行ったそうで、その結果を教えてくださいました。

「あのねー、wakaponさん、検査結果ね…なんともなかったんだから!

すみません。オカアサン、何の検査?
いや、聞いてないから分からない…

「胃の検査。いやー、がんだったらどうしようかと思ったよー。もう生きた心地がしなかったアセアセ

あ、コレはまだいい方です。
少し前は、ご自分の知り合いでがんで亡くなった人を列挙してくれちゃいましたチーン
他にもエトセトラ…

多分、自分の考えや話に夢中で他者を気にかけられないのじゃないかと。
自己中というほどではないけど、それに近いかももやもや

で、ヒトの話なんか聞いちゃいない笑い泣き

いや、いい人なんです、ホントに。
だから、困るんです。
悪意があれば対処しやすいのですが、そうじゃないので爆弾はいきなり投下されます(笑)
それも、メガトン級のヤツハッ

でもね、こんな(ゴメンね)姑でも、終戦記念日が近づくと、オカアサンがどんなに苦労して日本に帰ってきたかを思います。
オカアサンは、樺太からの引き上げ者です。
その話を一度聞いたことがあります。

私は割と想像力が豊かな方だと思うのですが、その時の過酷で悲惨な体験は、聞いただけの私の中に、くっきりと映像となって残りました。

ここでは詳しく書けませんが、この話だけでドラマが一本できあがります。
オカアサンだけではなく、戦争を経験した人々には、本当に、お一人お一人の消えない記憶というドラマなど霞んでしまう経験があるのですね。

奇しくも、今日は、「長崎原爆の日」
北海道では、明日から自衛隊と米軍が合同訓練を予定しています。
そこで、オスプレイを使用する予定です。

私たち、ある意味「残されたもの」は、今一度、平和のあり方や、守り方を考えなければならないのだな、と思いました。