前回に引き続き、簡単レシピを紹介します。
○料理が嫌いな人
○料理が苦手な人
○これから料理をはじめる人
まずは、計量カップと計量スプーンを購入してください。
目分量ではなく、計量カップと計量スプーンを使って、レシピ通りにさえ作れば、そうそう失敗がない。
誰もが80%程度は同じ味つけに完成するはず・・・といわれています。
今回は、ドレッシングの基本「フレンチドレッシング」です。
割合さえ覚えてしまえば、あとは自分好みで・・・加減すればよいのです。
中華ドレッシング、和風ドレッシングもできてしまいます。
覚えやすいフレンチドレッシングの割合です!
<4人分>
○ サラダ油(40ml)
○ 酢(40ml)
○ 砂糖 小さじ1・・・まろやかになります!
○ 塩 小さじ1/2
○ こしょう 少々(パッパッパッ 3ふり程度)
※好みの具材(トマト、レタス、キュウリなどの野菜、海藻、キノコなど)
<つくり方>
①ガラス製のボールにすべての材料を入れて、白く濁るまで泡だて器で混ぜます。
②好みの野菜を加えて、菜ばしやトング等を使って全体を混ぜます。
③野菜がシナッとしたら完成です。
家庭科の教科書等には、「ドレッシングは食べる直前にかけましょう」と注意書きが記されています。
その理由は・・・
「浸透圧の関係で、野菜の水分が抜けて水っぽくなってしまうため」
しかし、その通りに食べる直前に手づくりドレッシングをかけると・・・
決して「おいしい」とは言えません。
主材料がサラダ油と酢です。
どんな味かは・・・
想像することができるでしょう。
つくり方①の段階では、決して味見をしないでくださいね。
「うっ!!」
となります。笑
おいしくいただくポイントは・・・
手づくりドレッシングの場合は、食材を和える(混ぜる)ことです。
デパ地下の量り売りサラダも、多種類の食材をドレッシングに和えているものが多いでしょう。
食材に含まれる水分やうま味成分が良いはたらきをしてくれます。
特に🍅トマトについては、昆布に含まれるうま味成分グルタミン酸を含んでいます。
トマト嫌いな方も是非、食材に取り入れてください。
味もまあまあに、簡単に作れます。
・中華風にしたければ、サラダ油をゴマ油に変えて、ゴマを加えましょう。
・和風にしたければ、塩をしょうゆに変えましょう。
・おしゃれに風味よく仕上げたければ、瓶詰のオレガノやパセリを加えましょう。
フレンチドレッシングの割合さえ覚えてしまえば、応用が効きます。
高校家庭科教諭時代の調理実習でも
「ドレッシングってつくれるの?」
「簡単じゃん! これなら家でもつくれる! 味もまあまあじゃん!」
という生徒の声がたくさんありました。
騙されたと思って、1度試してください。