vol. 213

 

 

今日は



レッスン
 

 

についてですニコニコ

 

 

みなさんこんにちは!

ドイツ在住ピアニスト・音楽心理セラピストの

ラインスハーゲン わかなです。

 

こちらのブログでは

 

音楽や演奏についてドイツの音楽事情ドイツやドイツ人のこと

 

などについて発信しております。

 

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お忙しい中読みにきてくださって
ありがとうございます♪

 

 

 レッスンとは

 


初めてピアノを習いにくる方への

レッスンだったら、

 

例えば、ここが「ド」だよ

これが四分音符だよ

 

など、基本部分を
教えるのではないでしょうか。

 

 

 

そして、

ある程度、楽譜が読めるようになり、

曲を弾けるようになったら

 

例えば、「ここはこう弾くんだよ」と

指の使い方や腕の使い方、

スラーやスタッカートの弾き方など、

 

いわゆる「テクニック」を

教えるのではないかな?と思います。

 

 

 

 

では、さらに弾けるようになった生徒、
特に大人の生徒さん、
そして大学生たちには
どんなレッスンをしたらいいのでしょうか?


彼らは、すでに「テクニック」はあります。

弾けます。


そして、私の場合、

大学で、オーケストラ楽器が主専攻の学生に

コレペティトゥアとしてレッスンをするので、

 

「弓の持ち方」とか

「息の使い方」などは

専門外で、教えることができません。

 

 

 

では、何をレッスンするのか・・・?

 

 

 

 

 

 たくさんある中の一つ、というだけ

 

 

 

小さい頃にピアノを習っていて

ガンガン弾ける大人の生徒さんは

すでにテクニックをお持ちです。

 

 

「ここのパッセージが難しくて」

「この3度のレガートはどう弾くの?」

など、ご本人からの質問があれば

私がお手伝いできうる限りのことを

お伝えしています。

 

 

また、弾きにくそうだな、と思う部分は

「弾きにくくないですか?」とお尋ねして、
指番号を考えてみたり、

こうしてみたらどうでしょう?と提案してみたり、

ちょっとでも弾きやすくなる方法を
一緒に考えるようにしています。


ここが、いわゆる「テクニック」のところかな、

と思っています。

 

 

では、それだけでレッスンが終わるのか?といえば
違いますよね・・・?
 

「音楽的」なこと、

が入ってくるのではないかなと思います。
 

 

音大の大学生へのレッスンは、

ほぼこういうところです。

 

 

「ここは、こうしたらどうだろう?」
「フレーズ感を出すために、こうしたら?」
「ピアノの和声はこうだから、これはどう?」
「私はこう思うんだけど」

など、
私が「良い」と思う解釈をお伝えする

ことになります。

 

 

 

そしてそれは、

たっくさんある解釈の中の

たった一つに過ぎません。

 

 

 

私が「良い」と思うからお伝えするのであり、

それを採用するかしないかは、

生徒さんご本人の自由です。

 

 

 

自分も「良いな」「確かに!」と思うのであれば

私の解釈を採用してもらえればいいし、

 

「でも、僕はこう思う」

「なんかしっくりこない」と思うのであれば
私の解釈を採用しない、という選択もできます。



私の解釈を一つの「ヒント」として

「こういう捉え方をする人もいるんだ」と

いったん受け止めて、
自分の中の引き出しにしまう。


もしかしたら、いつか歳を重ねた時、

「あ、あの時あんな人がこんなこと言ってたな」

と思い出し、

 

「案外、それもいいかもな」

と思う時が来るかもしれない。

 


それって、なんかいいなぁと思うのです。

自分の器が広く大きくなっているというか・・・。

 

音楽をする上でも、

心ゆたかになって行くのではないかな・・・
と思っています。

 

 

 

 

 

 「解釈は人それぞれだから」

 

 

「解釈は人それぞれ」

確かにその通りです!



私が伝えたことに対して、生徒さんから

「解釈は人それぞれですから」

と言われたことがあります。


その方は、その言葉しか言ってないのですが、

私はその時、

その後に、
 

「だから、私は私の弾きたいように弾きますよ。

あなたの言ってることはスルーします」


という言葉が続いているように

感じてしまったのです。

 

 

こう感じてしまうことは

私の中に原因があるのですが、

 

 

とにかく、

その時はなんだかもやってしまったんですねもやもや




「レッスンってなんぞや!?」


と考えてしまいました。


不安テクニックだけ教えてればいいのかな?
不安「音楽」って何かを伝えたいんだけどな・・・。

 

 

 

私が良かれと思って伝えたことに対して

 

生徒側が

「それ、嫌!」と思うとき、
「???なんで?」と消化できないとき、
受け入れられないとき、

 

私の提案を採用しなくたって
もちろんいいんです。


ただ!!!!
 


最初から
「あなたのその解釈、ないわー。

なしなし!」
と拒絶するのではなく、


「へぇ、そういうのもありなんだ」と

いったん受け止めて欲しいのですおねがい

 

 

 

 音楽は結局「その人そのもの」だから



小澤征爾さんもおっしゃっていました。

 

 

「音楽家自身の人柄が重要になる」
「だから問題は自分の生き方であり」

「どんな風に、ものを感じられるかだ」
 

 

 

札幌出身の私が、

ラーメン横丁ではなく

地元民しか知らないおいしいラーメン屋を

観光客に教えたくなるように

 

 

 

私がその作品に感じる「良き」ポイントを

生徒さんに伝えたくなるのです。

 

 

 

でも、私がおいしいと思ったラーメン屋が

その人もおいしいと感じるかの保証はない。

 

 

同じように、

私が「これが良いよ!」と思う解釈が

その人も「本当だね!良いね!」と思うかの保証もない。

 

 

 

 

「いや、私はラーメン横丁に行きたいんですよ!
あなたのオススメラーメン屋さんなんて

最初から聞いてませんから!」
と、私のオススメを跳ね除けられたら
ちょっと悲しくなるように、

 

 

 

「いや、あなたの解釈は結構です!」
と跳ね除けられたら
やっぱり悲しい泣

 

 

 

 

潜在意識をお伝えする講座でも

毎回言うことは

「ぜひ、まっさらな気持ちでご受講ください」

 

ということなんです。



真新しいスポンジが
どんどん吸収していくように

生まれたての赤ちゃんが
毎日の新しいことを吸収していくように

 

 

 

レッスンを「受ける側」の心もちを
赤ちゃんのように「まっさら」にすると

さらに、音楽もゆたかになっていくと思うし

 

ということは、自分の生き方、あり方も

ゆたかになっていくのかな、

と思いました照れ



最後はなんとなくこじつけのような気もしますがあせる


私の大好きな言葉
「音楽家である前に人間であれ」

そして小澤征爾さんもおっしゃっているように

「自分の生き方」を自分に恥じないよう、

 

しっかり生きていきたいと思いましたデレデレ






 

今日はここまで!
次回は、
「レッスンを受ける際に大事な自分軸」
について書きますね!

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました!

 

 

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