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みなさんこんにちは!
ドイツ在住20年目ピアノ弾きのラインスハーゲン わかなです。
お忙しい中読みにきてくださって
ありがとうございます💕
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昨日の続きです・・・
昨日の記事はこちら
(ベートーヴェンの持ち物から発見された秘密画。ジュリエッタの可能性がある)
✅ベートーヴェンより14歳歳下
✅貴族の娘
✅テレーゼとヨゼフィーネのいとこ
✅ベートーヴェンは、ピアノソナタ「月光」を献呈
✅のち、ガレンベルク伯と結婚
1801年の暮れ
ベートーヴェンはテレーゼ・ブルンスヴィックとヨゼフィーネ・ブルンスヴィックのいとこ
ジュリエッタに出会い、ピアノを教え始めます。
ジュリエッタは大変美しい女性で、
その美貌はウィーンの上流社会でも有名でした。
ベートーヴェンはあっという間にジュリエッタの虜になってしまいます。
ベートーヴェンが友人に宛てた手紙には
「この2年の間、私の暮らしがいかに侘しく、悲しいものであったか信じがたいことでしょう。
この変化は可愛く、魅力的な少女によってもたらされました。
彼女は私を愛し、私も彼女を愛しています。
2年ぶりに幾ばくかの至福の瞬間を謳歌しています。
そして生まれて初めて ー 結婚すれば幸せになれると感じているのです。
しかし不幸にも彼女は私とは身分が違い ー そして今は - 今は結婚することなどできやしないのです」
と書かれおり、この「魅力的な少女」がジュリエッタ、と言われています。
👩テレーゼ・フォン・マルファッティ(1792-1851)
✅このテレーゼは23歳歳下
✅主治医の娘
✅「エリーゼのために」を捧げられた本人
✅1810年、ベートーヴェン求婚
↓
✅年の差、生活が安定しない、などの理由で断られる。
前回「エリーゼのために」の記事でも書きましたが、
このテレーゼ・マルファッティが「エリーゼ」張本人です。
彼女もまた、ベートーヴェンにピアノを習っていました。
23歳の年の差
結婚が成就しなかったのはそのためだ、とも言われています。
👩アントーニエ・ブレンターノ(1780-1869)
✅ベートーヴェンより10歳歳下
✅政治家の娘
✅ベートーヴェンと知り合った当時人妻
✅ベートーヴェンは、ブレンターノ家をたびたび訪問
✅ピアノ作品数曲を献呈。
↓
✅ブレンターノ一家、ウィーンを去る。
1810年
アントーニエ・ブレンターノはアントーニエの義理の妹、ベッティーナ・ブレンターノの紹介で
ベートーヴェンと知り合います。
この時すでに人妻
夫はドイツ・フランクフルトの大富豪でした。
相当な大邸宅に住んでいたので、多数の美術品コレクションを所有していました。
他にもハンガリーの貴族マリー・フォン・エルデーディ(1779-1837)
歌手のアマーリエ・ゼーバルト(1787-1846)
とも恋愛関係にあったようです。
ここで、また例の「不滅の恋人」は誰か?疑問が湧いてくるのですが。
結論から言うと、最大候補は、ヨゼフィーネとアントーニエの二人です。
1999年頃まではヨゼフィーネ説が有利
だけどそのあとアントーニエ有利説が浮上
そして現在はヨゼフィーネ説が再び有利と見られています。
有利、というだけで、
最終的にこの女性!と言えないのがもどかしい😭
今日は長くなったのでここまで・・・
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました💕
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