本日配信〜、本日配信〜
marbleも今号で一年になりました
パチパチパチパチ

表紙はネコ
麻子さんの前回の原稿にネコ出てきたし、美雨ちゃんといえばネコだし、尚美さんの連載タイトル『気まぐれ自由帖』だし、marbleのネコ感を出してみました

今号は、すーっと風が通るような原稿たちが揃い踏みです


土岐麻子さんは「東京の女」
「東京の女は冷たい」と盛り上がっていた青年たちに出くわしたある日の話
青年たちにあるハプニングが
そのとき、東京生まれ東京育ちの麻子さんをはじめ、東京の住人たちがどう反応したか
東京を内側から見た、電車の中の出来事

西原亜希ちゃんは「花火」
手持ち花火をした今夏の思い出
小さな娘さんと姪っ子ちゃんたちより、大人たちのほうがはしゃいでいることに気がつく
煙に巻かれていくうちに、チッチッチッチッ
と時計の針は戻り、亜希ちゃん自身の幼き日を映し出す

萩原みのりちゃんは「眠れない夜の話」
あの時、あの時    あと1分、あと1分
もしかしたらあったかもしれないこと
もしかしたらなかったかもしれないこと
みのりとの最初の会話は「(ロケ先のホテルで)なにしてんの?」「天井を見てます」だった
その答えあわせがあった
みのりベスト原稿

佐津川愛美ちゃんは「ぴしゃん」
しとしと、から始まる散文
連なるオノマトペがなにを表しているのか想像する
読む日によって、とても立体的になる日もあれば、アメーバのように得体の知れない言葉のないものになる日もある
最後の一文が、切なくもあたたかくてホッとした

坂本美雨ちゃんは「すきまに名前をつけながら vol.24」
京都で出会った不思議な男の人
その人が言ったある言葉について考える美雨ちゃん
もらった言葉の先にあった自分自身のあれこれ
今日思ったことがこれからに繋がる以上、原稿を書いたあとの美雨ちゃんのほんの先の未来が気になる
言葉のエネルギーの大きさ

西田尚美さんは無題
あっちこっちにロケ旅に出ていた今夏の尚美さん
金沢での暑いロケの話から、都内で恐ろしの真冬設定のロケ
そこでのスタッフさんたちの優しさも、通りすがる街の住人さんにはどう映るのか
主観と客観のギャップ
たしかに、と思って笑ってしまった

私は新刊「うたかたのエッセイ集」の創作秘話

さぁさぁ、今号でmarbleは創刊からまるっと1年です
24回、連載者の皆さん、お忙しい中頑張ってくださいました
最高に嬉しい1年でした
次号は2周年号!
なにかイレギュラーなこともあるかも
皆さんお楽しみに
まずはこの創刊から1年の締めくくりを、皆さん共有してください


よろしくお願いしまぁす

明日も良き一日を

ごきげんよう