本日配信〜、本日配信〜

表紙は西瓜さま
夏ぜんかい
西瓜さま表紙(すいかさまびょうし)を突然思いつき、急遽作っていただきました
イラストじゃなくて、柄がよかったの  これこれ〜
めちゃくちゃ可愛い


今号は
なにゆえこんなにもシンクロするのだ
今回は突然「結婚」というフレーズが示し合わせたかのようにちょこちょこ出てくるぞ

土岐麻子さんは
なにかの魅力を伝えるために、なにかを落として比較することは、私が最も好きじゃない表現方法
自分が100%それをしていないとは断言できないのだけれど、やはり避けたいのはたしか
そんな思いをまた麻子さんがすっきりさせてくれた
歳を重ねることで初めて見つかる「美」もあるなぁ
と思った

西原亜希ちゃんは
誰かを思って赴いた先で、ふと自分の記憶が蘇る
ぴゅんとワープした過去からもう一度ひとつひとつ丁寧に辿り、「足跡」にスタンプラリーを押すようにしていくと、記憶が想い出に代わっていく
想い出の先にはいまがある
過去現在は、未来の希望になると思わせてくれた

萩原みのりちゃんは
「あーうん、大人になったらとるよ!」
いい言葉
彼女は、ずっと前から大人にならなければいけなかった女性にも見えるし、選んでそうしてきた女性にも見える
その絶妙なバランスが素敵だと思った

佐津川愛美ちゃんは
みのりとのシンクロが爆発
二人は打ち合わせをしているのか?というくらい
仕事の合間に偶然目にしたある夫婦のかたち
「あぁ、声をかけなくてよかったなぁ」
という一言に、彼女の思慮深さを感じた

坂本美雨ちゃんは
同い年だから、私もあの小説のあの登場人物の年齢に、心からびっくりした
本を何度も新鮮に読み返せるって、とっても幸せなこと
共感してしまうことばかりな坂本美雨ちゃんの原稿

西田尚美さんは
あんなにも洗練されているのに、ときどき「田舎者だからさ」とご自身についておっしゃることが印象的だったけれど、こうしてエッセイを読むと、人には歴史があって、だれもが「最初から」都会についていけていたわけじゃないんだなぁということがわかって安心した

私は、元気いっぱいな原稿

こうして読むと、marble連載陣の原稿って、なんて押し付けがましくないのだろうと思う

まだまだ暑い日が続きそうですが、ご自愛ください

明日も良き一日を

ごきげんよう