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「酒井若菜と8人の男たち」
本日で、ほぼ本文が完成。
秋から全力投球で取り掛かっていたこの本。
帰りの車で、家に着いたら泣いちゃうかも、と話していたが、家に着いたら気持ち悪くもないのに吐いた。
吐いた自分に爆笑しました。
よっぽど、よっぽど、抱えていたのでしょう、諸々を。
明日で完成といってよいかな。うまくいけばだが…。
ぜーんぶ完成して、製本されたものを見たら、自分がどんな状態になるのか、想像できません。
友人の音楽家は、「アルバム一枚作ると、立ち直れないくらい疲労困憊しちゃうんだ。でも、あんな素敵な作業はないと思うんだ」と言っていた。
音楽家、作家の友人や先輩たちの中には、一つの作品を出すとしばらく立ち直れなかったり、次の作品が出せなくなったり、抜け殻になったり、つまり労力、消耗を理解してくれるから、本当に、本当に、助かっています。
ここまで辿り着いた喜びを一人で噛みしめるには、あまりにも重たすぎるから。
物作りの危険性は、物作りをする人間にしか分かり得ないという事実を叩きつけられる場面も多々あり、心がボッキボキに折られていたけれど、共感という名の労いほど、私を保たせてくれたものはありません。
あとはもちろん、8人への敬意があったから。
本当に、よくここまで辿り着いた。

が、あとがきがまだ書けないという珍事。
まさかここで行き詰まるとは…
まだまだぐっすり眠れる日はこなさそうですが、ひとまず今日は、この喜びを噛みしめて、噛みこぼしたら吐いて(笑)、明日からの、あとがき執筆に備えたいと思います。

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よろしくお願いします。

花粉がすごいですね
明日も良き一日を

ごきげんよう