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映画の撮影が終わって、すぐさまドラマの撮影へ。
映画が終わったのは朝4時すぎ。
ドラマの初日は、朝3時半起き。
時差ボケ絶好調。
というか元々夜型なので、睡眠ゼロ、一日白無垢。
着物の撮影は慣れているけれど(何故なら私は、10代の頃密かに着物モデルを二年やっていた)、白無垢はやっぱり重いし、丈が長いので、現代劇では動きがとりにくい。
助かったのは、現場がすごくテキパキしていたこと。
白無垢だと、壁に寄っ掛かれないしお手洗いにも行けないので、とてもありがたかった。
連ドラの後半は、みんな疲れが溜まってきて集中力がなくなって、普通はもっとたるんでくるもの。ゲストで現場に入ると、そういうものを顕著に実感する。
この現場は、そういうものが全くなくて、とてもかっこいい現場だった。
が、35~40分の食事休憩で、着付けと移動に35分以上かかるというのはショッキングだった(笑)
ご飯もお手洗いもままならない撮影だったけれど、楽しかったからいっか。

さて。
今回の監督は、10年来の付き合いのかた。
今までは木更津キャッツアイ等、APさんの顔しか知らなかったのですが、監督もずっとやってらしたようで、全く知らなかった私としては演出されるのがとても新鮮でとても嬉しかったです。
APさんというのは、アシスタントプロデューサーのこと。
学校でいうと、監督が担任の先生で、プロデューサーが校長先生、というイメージだから、教頭先生が臨時で授業をしてくれたような、そんなワクワクでいっぱいでした。

そして「今まで共演した俳優で一番素敵だった人は?」と聞かれたとき、きみはペット以降、即答でお名前をあげてきた田辺誠一さんとの久々の再会。
一時期はしょっちゅう現場でお会いしていたけれど、最近はめっきりだったので6、7年ぶりに会えました。
会った直後に安心させてくださる言葉をかけてくださって、恐縮しつつもとても嬉しかったです。
ほんとに素敵。
何年経っても私は田辺さんのトリコちゃん。

主演の板尾さんもそうだったけれど、私は、言わなくていいことを言わずにきちんとしまっておける人が好きなのだと再認識した。
日々生活する中、要らない言葉が多すぎて少し疲れていたから、とてもホッとした。
優しさは、勝手に滲んでくるものだから。
その滲んだ優しさをコットンに含ませて、心の渇いた部分を湿らせよう。

写真は、冬場の必需品、超オススメジンジャーシロップと、ハイビスカスやローズ入りのジンジャーシロップ、THERMOSの携帯マグ。
今冬は、ジンジャーのトリコちゃんでもある私。