久しぶりに、地元の親友ポニーと。
久しぶりに、一緒に買い物したりして。
ここ一年で、ダイヤモンドを三つ買った。
一つは、ブログにも載せたけれど、去年のクリスマスイヴにカップルに紛れて一人で買った指輪（哀しい）。
初めてのダイヤモンド。
あとは、ピアス、両耳一つずつ。
間もなく、ピアスを一つ無くした。
そして先月、指輪を無くした。
その指輪は、インカローズの指輪と必ず二つ一緒にしていたのだけれど、インカローズはしっかりテーブルの上の小さなアクセサリー置きに置いてあるのに、ある日ダイヤの指輪だけ無くなった。
必ず一緒に置いていたのに。
前日、帰宅したとき、そこに置いた記憶あるのに。
こないだ引っ越しをしたので、家具を全部出したあと、リビングだけでなく、寝室や他の部屋も探してみたけれど、やっぱり出てこなかった。
そして、残った最後のダイヤ、ピアスの片割れ。
私は左耳に二つピアスホールが空いているので、サブピアスとして、ダイヤを使うようになった。
つまり、一つで十分。
ある日、メインのピアスは外し、セカンドのダイヤのピアスだけをつけたままシャワーを浴びているとき、嫌な予感が走って床をみたら、ピアスが排水溝に向かって凄まじい勢いでサーッと流れていった。
「チャンスッ！！」
とでも言わんばかりの勢いで。
ダイヤよ、君の嬉々とした表情が、いまだに脳裏から離れないよ。
で、クリスマスも近いし、ダイヤモンドのピアスを買いにポニーと出かけた。
すぐに、あるピアスに二人で一目惚れ。
でも、単体売りではなく、二つセットでしか売っていない。
「一つでいいんだよなぁ」
と言ったら、ポニーが、
「ダイヤ、相性悪いんだろうから、またきっとすぐ無くすよ。大丈夫！」
と励ましだかなんだか分からない言葉をくれて（笑）、おかげでゲット。
一年に一度のご褒美だしね。
よかろう。
で、久々に会ったポニーは、撃沈中だった様子。
だけど私は、ポニーを見ていて、挫折できる対象がある素晴らしさを感じていた。
挫折感は、好きなことをしている人、夢がある人だけが持てる、特別な感情だ、と。
前向き。
前を決めているのは自分。
後ろに進むときは、思い切って踵を返してもいいと思う。
胸を張って歩けば、そっちが前になるのだから。
後ろ歩きは、視界も妨げられるから事故にあいそうで怖いし、「前」から遠ざかる感じがするし、何より変な転びかたをしてしまう。
受け身がとれない。
転ぶなら、手をつけられるように、前に転んだ方がいい。
それに、後ろ歩きは、いつまでもできるものではないから。
例えとしてではなく、実際に後ろ歩きをしてみたら分かること。
五分もできやしないだろう。
メンタルも、そんな風に切り替えられたらきっといい。
「歩きにくっ！無理！」
と。
前がどこか分からないときは、とりあえずウロウロしたっていい。
寄り道って、超楽しいもの！
足踏みでもいい。
あ、ガニ股。
とか、足元を確認できるいい機会です。
全ては考えかた次第。
人なんて、どうしたって前にしか進めない。
そんな風に思った夜。
ご飯食べて、移動してお茶をしても、バイバイするのがお互い名残惜しい、というラブラブな私たち。
ポニーが駅までの道中「寂しいなぁ。しょんぼり、しょんぼり」と繰り返す。
彼女か！！
可愛すぎる。
で、結局もう一杯お茶をすることに。
閉店と同時に店を出て、ポニーを改札まで送る。
会ったときよりずいぶん顔色も声色も明るくなっていたポニーが、改札の向こうで笑って振り返って手を振っている。
それがとても、嬉しかった。
そして、悩みや愚痴を言える相手の一人に、私を選んでくれていることに、感謝をしたいと、心から思った。
明日はポニーやみなさんがたくさん笑えますように
ついでに私も
ごきげんよう