酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba-100225_1803~01.jpg


展示会巡りを終えた私達は、カフェレストランへ移動。
最近またSATCを観ている私とよっちゃんは、女性4人が集まっているだけで「お~」と思う。
早めの夕食をとりながら、色々と話しました。
私の記憶が確かなら、さっつんは京子ちゃんとよっちゃんと会うのは初めてなはず。
そしてさっつんは人見知り。よっちゃんもでしょ、確か。
私以外の3人はほぼ初対面で、諸々の趣向もヴィジュアルも年齢も、ってさっき書いたけれど、バラバラなはずなのに、話題は尽きず。
あっという間に京子ちゃんの次の予定の時間。
京子ちゃんが帰っても尚、3人で話し続け、気付けば10時過ぎ。
店に入ったのは、確か6時前でした。
そして次はマッサージへ。
で、帰る。
はず。
が、よっちゃんを見送った後、しばしさっつんと散歩。
私は徒歩で帰ろうと思っていたので、さっつんが使う駅まで送ろうと。
のはず。
が、さっつん、駅に着くと「邪魔じゃなければもうちょっと一緒に歩いていいですか」と。
私ももっと話を聞きたいと思っていたので、散歩を続けることに。
彼女の話は面白いのです。
ダイアモンドの原石が、というより、ダイアモンドが更に自分を磨いている、そんな風に見えて、錆び付いたりメッキが所々剥がれている私にはとても眩しく感じるのです。
空を見上げたら、ぼんやりした月がいました。
「さっつん、月がぼんやりしていて綺麗ねー」
と言うと、
「うん。綺麗」
と返ってくる。
私の目がぼんやりしてきているわけじゃなかったんだ、と嬉しくなり、ぼんやりお月さまを何度も見上げてしまう。
さっつんが言いました。
「自分を好きじゃなかったとしても、友達が素敵だと『自分はこんな人達と友達になれたんだ』ってちょっと自慢に思えて、誇りになるような気がします」
私もいつだったかそんなことを書きました。ほんとにそう。
またいつだったか、こんなことも書きました。
「類は友をよぶ、と言うけれど、私の場合は、友は友を変え、類にしてくれることもある」と。
そのブログを書いた後、よっちゃんと2人でお茶をしたのですが、彼女は「違うよ。類は友をよぶ、で合ってるんだよ。表現が違うだけで、若菜は昔から優しかったよ」とサラッと言われ、その言葉の真意に、思わず涙ぐみそうになったことを思い出しました。
場面を戻します。
さっつんを無事に謎の駅へ送り届け、私は一人、馴染みのカフェへ。
Closedの看板。
気付けば1時近い。そりゃ閉店しますわさ。
テクテクテクテク歩く。
結局2時間かけて帰宅。
今日はよく眠れそうだとベッドに入ると、このブログに何度も登場しているある尊敬している友人から久しぶりの電話が。
朝5時半まで話しました。
「あなたと喋っている時の自分だけが、好きだった。友達や仕事仲間と喋っている自分は、偉そうで好きじゃない。だから、私はずっと口数が少なかったの。でも、偉そうなのは変われていないけれど、あなた以外の人と話すことが嫌いじゃなくなってきたのは、私が友人達の魅力が分かるようになってきたってことなのかな?」
「そうか。最高に嬉しいね」
「私、自分のことがちゃんと好きになってきた」


「私は、ずっと若菜が好きだったよ」

そう言われて気付く。
私もきっと、ずっと前から自分が好きだったんだなぁ。
だって、だから、自分を守ってきたんだもの。
逃げてたんじゃない。
好きだから、守っていただけ。
その友人といる時にだけ「好き」が隠せなかっただけかもしれないし、少なくとも、好きになれる「要素」はあったのでしょう。たぶん。

エゴは強いけれど、ナルシストではありません。

だけど、私がもし他人だったら、
私は私と友達になりたい。

少なくとも、そんな人になる努力は怠りたくない。

それからもう一つ。
以前母に言われたこと。
「ブログ読んでくれている皆さんにあなたの普段の姿を見せたらがっかりする思うよ」
「なんで?」
「ブログしか、真面目じゃないから」
「えっ!!ブログしか?しか?」
「だっていつも歌って踊って、アホだもん♪」
「ア、ア、ア、ア、アホ?」
「うん。文章とギャップがありすぎる」
「ア、ア、アホ・・・」
「それに、重い」
「アホ・・・」
父登場。
「お前のブログは、長いッ!!」
一喝。

そうなのです。
この前も書いたけれど、私は基本的には雑なのです。
心が弱く思われることもありますが、私、日常生活はいたって平穏です。
どっちかって言ったら、さっぱりしている方だと思います。
ただ、弱さを忘れない人間でいたいのです。
ブログを書いているのは、その確認作業でもあるのです。
咀嚼して活字にすることで、どなたかのあるいは自分自身の希望になればいいなぁとか、おこがましくも思ったりしていて。
というか、かたいんだよね、文体が。
でも、雑です。

今の悩みなんて、破産しないためにはどうしよう。それぐらいですから。

ぐはは。

ごきげんよう