酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba-100214_2240~01.jpg


さ、更新ラッシュです。
世間はオリンピックムード一色ですね。
勿論私も観ています。
印象に残る言葉がありました。
モーグルの上村愛子さんが、お母様に言われていたという言葉。
「勝って驕らず、負けて腐らず」
素敵。
女優ハル・ベリーが、その年最もダメだった作品や俳優を決めるゴールデン・ラズベリー賞の最低主演女優賞に選ばれた時のことを思い出しました。彼女は授賞式の会場に姿を現しました。不名誉な賞を貰った彼女は、スピーチで「良き敗者になれなければ、良き勝者にもなれないわ」と言いました。
素敵。
彼女達を、誰が敗者だと言えるのでしょう。
実際、負けてなんかいません。
そもそも勝敗があるのか分からないけれど、もしあるならば、勝ちだったと思います。

私のブログには、変わらず悩み相談のメッセージが多く寄せられています。
人生なんて考えなくていいと思います。
生きる意味なんて見出さなくていいと思います。
自分の価値なんて探らなくていいと思います。
それが必要なら、いっそユーモアに摩り替える力も持ってしまいましょう。

じゃんけんで負けても、あっち向いてホイで負けなければいいのです。
勝った人の指した方向が間違いなら、言いなりにならずにそっぽ向いて、またじゃんけんをすればいいのです。
何度も何度もじゃんけんで負けたとしても、「明日」はあなたが来ることを拒絶しません。
だから明日が来たら、またじゃんけんをすればいいのです。
そして最後に笑えばいいのです。
そして、時にはあっち向いてホイで相手の指した方向を見てもいいかもしれません。
今まで拒否していた見えない方向に、案外面白い世界が広がっているかもしれないから。
常に自分が正しいわけじゃないけれど、なかなかそれを認められなかったりもしますよね。
そんな時、あっち向いてホイに負けることで強制的に、あるいは咄嗟に、視野が広がることもあります。
そんなのが、楽しいじゃないですか。
だいじょうぶ。
未来は楽しいよ。
じゃんけん自体が楽しめる日だって、きっと来るよ。
ね。
明るい日、と書いて「明日」。ってね。
日にち的な明日じゃなくて、いつか来る明日を、楽しみに待っておきましょ。
私は毎日、ワクワクしています。
だってズルしてないし、「頑張ってる」って自分に言えるもの。
幸せになれるに決まってるじゃん。
明日を疑わない。
それが私の、プライドです。

良き明日を(日にち的に)。

ごきげんよう