酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba-090604_1303~01.jpg
告知、遅くなりましてすみません。
スマイルというドラマの8~10話に、出演させていただくことになりました。
8話、もう放送しちゃったね、ごめんね。
今クールは、BS朝日の7万人探偵二トベにレギュラーとして出させていただいてるのに、フジテレビのボスにもゲスト出演させていただいて、さらにスマイル3話分。
いいんでしょうか。なんだかありがたすぎます。
嬉しい・・・。
スマイルは、これまた知り合いのスタッフさんばかりなので、安心度300%で楽しませていただいています。
今回は、裁判員の役なのでリアクション演技が多いのですが、私と同じく裁判員役のゲストの先輩みなさんの、毎カット絶妙かつ巧妙にリアクションをとる姿がバシッとしててめちゃくちゃカッコイイので、とても心強く、またすっごく勉強になります。
そして、今回はエキストラさんたちのリアクションも、すんごいの。
求められたものへの対応が超早いし、恐ろしく的確。これまた勉強させていただいてます。
いやはや、たのし。

写真は、隣りの隣りの隣りのスタジオに偶然いたマギー兄ちゃん。
何気に2ショットの写真を載せるのは引っ越し前のブログを含め初めてかも。
控え室で「あー。兄ちゃんに会いたい」と無茶なことを新マネージャーYちゃんに呟くと、平然とした口調で「いらっしゃいますよ」とまさかの返事。
なんたる偶然。
ぎゃえーーーーーっ!!!
と叫んでお兄の控え室へ走る。
ながーい廊下の突き当たりにお兄の控え室。
走った勢いのままノックもせず控え室に飛び込む。
たまたまドアが開いていたから良かったものの、もし閉まってたら、間違いなくドアを突き破っていたと思われるほどの勢いでした。非常口のマークみたいな人型の穴を開けてしまうところでしたので、危なかったです。
ウルトラクイズの○×のやつみたいな勢いね。
あ~ニューヨークへゆきたい。
お兄にバイバイした後も、隙を見つけてはお兄の控え室に行こうと試みる私。時にはダッシュ、時には忍び足で。が、タイミングが合わず断念。
あー、残念。
というか。どんだけ慕ってんだ、って話ですね。
とりあえず、2回は会えたので良かったです。
うれし。

明日もスマイルの撮影です。
台本がすごく良いので、何度読んでも泣けてきます。7話まで一視聴者だった私としては、現場で本物のビトを見るたびに、胸が痛んで泣きそうになります。
私は、気が弱くてすぐに人の意見に合わせてしまう妊婦の裁判員役。
8、9話の台本を貰った時、私はちょうど、寺山修司さんの“ポケットに名言を”という本で
「臆病は残酷性の母である(モンテーニュ「随想録」)」
という言葉を読んだところだったので、役的に身につまされる思いでした。
そして出来上がった10話。
モンテーニュさんが生きていたら、観て欲しかったなと思いました。
どういう意味で?
それはみなさんの目で、放送をご覧いただいて解釈していただければと思います。
とても良いドラマです。
ぜひ観てくださいね。

最近の読書報告。
まあ、予定は予定に過ぎなかったという感じです。
カートヴォネガットも藤田嗣治さんについての本も、読んでません。
のぼうの城を10ページ読みました。
既に読んでいた友達から「あんな面白い本を10ページで止められるなんて・・・むしろすごいよ」と褒められました。止めてないんだけどね。読んでるのよ、一日1ページずつくらい。
それから、東貴博さんの“ニセ坊ちゃん”という本を読みました。こちらはザ・タレント本です。タレント本というとなんか安いイメージがあるけれど、これは、芸能人だから書ける、逆を言えば、芸能人にしか書けない本だと思いました。
私、ちょっと偉そうな言い方だけど、芸能人だったらこういう本を書かなきゃだめだろ、と思わされちゃったんですよね。これがタレント本のあるべき姿だと。笑えて泣ける、素敵な本でした。
そして、国盗り物語。読んだよ、2行。

そんなわけで、楽しく毎日を過ごしている酒井でした。

みなさんはいかがお過ごしですか?
明日は月曜日。
楽しい1週間の幕開けになるといいね。
ついでに私も。

あ。ちなみに、“ポケットに名言を”ね、おもしろかったですよ。
今、「ところでモンテーニュって誰だ?」と思って調べてみたら、驚きました。
モンテーニュ、なんとなんと、裁判所に勤めていた人なんだって!
すごくない!?
マギーお兄に、モンテーニュ、これは本当に偶然かしら?
なんか、すごいよね。


えっと~


ごきげんよう