今回訪れたかった場所のひとつ、

École Normale de Musique de Parisルンルン

エコールノルマル音楽院。

バスとMetroとを乗り継いでたどり着けました。

 

ピアニストであるアルフレッド・コルトーが

立ち上げに加わって1919年に創立された音楽院です。

幾人もの音楽家たちが学んだ場所。

 

 

併設されているホール、サルコルトーで

コンサートを聴くことができました。

修士学生によるフルートとピアノの演奏。

 

 

Salle Cortot : concerts classiques, recital de piano, musique de chambre et chant lyrique

 

 

開演までの時間には居合わせたマダムと

プログラムをめぐるちょっとした触れ合いがあり、

思い出に残る出来事がありました。

 

Salle Cortot : concerts classiques, recital de piano, musique de chambre et chant lyrique

コンサートではフォーレの作品を多く取り上げられる中、

日本人作曲家の作品も2曲演奏されて、

ちょっと嬉しくなりました。

ピアニストを務めた方も上手ではあったのですが、

弾けていない箇所やミスが多くて、

楽譜を渡されたのがもしかして今日だったの??

と思わされてしまいました。

もしそうなら練習時間がなくほぼ初見の中、

よく弾き切られたなぁ、という感想です。

 

終演後ホールでお見掛けした2人が

とても仲良くされていて、

ピアノのミスを責めたりも全くしていない様子だったので、

本当に急遽の依頼だったのかもびっくり

わが身に置き換えてみてもどきどきのシチュエーションです。

 

 

音楽院内部を少し見学させていただきました。

どの建物もそうなのですが、

外観からはがらりと変わって荘厳な内装。

 

 

 

レッスン室扉に掲げられたネームプレートには、

ドビュッシーやラヴェル、サティの名前が冠されていました。

 

こんなところで私も学んでみたいです🎹

…、みたい、だけじゃなく、学ぼうと思えば学べますねお願い