ロームシアター京都で開催された

「ロームミュージックフェスティバル2019」へ。

 

京都市交響楽団  指揮:阪 哲朗氏

J.オッフェンバック : 喜歌劇「天国と地獄」序曲

 

F.メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 Vn: 日下紗矢子

P.I.チャイコフスキー : ピアノ協奏曲 第2番 ト長調 Op.44 Pf: 反田恭平

 

 

「天国と地獄」で華やかに幕を開け、

日下さんのびやかなヴァイオリンが奏でるメンデルスゾーン。

聴く前になんとなく抱いていた印象より、

控えめな中にも品と芯の強さとを感じる演奏で、

とても好感を持てました。

 

そして今回私がとても楽しみにしていた、

反田恭平さんによるチャイコフスキーのピアコン。

よく演奏されるのは1番で、こちらは皆さん聴きなじみがあるのですが、

2番が演奏される機会はほとんどといってありません。

それを生で聴けるということで、期待値は膨らむばかり。

 

ロシア民謡を感じさせる冒頭のオーケストラ部分に

呼応するような形で入ってくるピアノ。

もう、ここから身体全体が曲の世界に持って行かれます。

音楽性あふれる極小の

ppppp...(ピアニッシッシッシッシッ...モ)の美しいこと美しいこと。

力でピアノを響かせて弾くfffff...(フォルティッティッティッティッ...シモ)よりも、

弱くとも美しい響きを出せることの方が難しいと思います。

曲全体を通しての熱量がとにかくすごかったです。

カデンツァ部分に関しては、

予習でDesnis Matsuev氏の完璧なカデンツァを聴いていたため

音がかちりとはまらず気になるところもありましたが、

 演奏自体のとんでもない素晴らしさに変わりなし。

 

素晴らしいものを聴くことができました。

そしてまた、京響さんのハイレベルさも、

これまでにも増して感じることができました。

 

反田さんの演奏を聴くのはこれで二度目。

一度目はソロ、今回はオケとの競演。

どんどん活躍の場を広げられている反田さんですが、

今度はまたソロでの演奏を聴かせていただきたいです。