京都府与謝郡与謝野町、「知遊館」で行われた

合唱団演奏会にピアニストとして参加してきました♬

どんな演奏会なのか全くわからないのもあり、

緊張と不安でどきどきアセアセ

 

 

300人ぐらい収容できそうなホールで

6つの合唱団がそれぞれに演奏を披露します。

ピアノの依頼から約1か月、

あんまり時間のない中私なりに曲に真剣に向き合い、

皆さまの歌声に寄り添いつつ盛り上げられるよう

練習を重ねてきました。

 

 

中島みゆきさん 「時代」

坂本九さん 「心の瞳」

 

千原英喜 作曲、瀬戸内寂聴 作詞

「ある真夜中に」より

1. 愛から悩みが生まれ

2.この星に生まれて

 

前半2曲は基本インテンポで

揺れ動かすということがなく、

その中にパッセージを入れこまないといけない点が

非常に難しかったです。

 

千原さん作曲の方は

ベートーベンやラフマニノフ、スクリャービンの

モチーフがあちこちに散りばめられていて、

クラシックの技法の延長で作られた曲になるので

流れにまかせてルバートやリタルダンドを

かけることができるため、

楽譜としては大変難しいのですが

合唱と併せて曲の中に入り込んでしまうと

自然に弾きこむことができました。

 

 

リハで会場の響きや雰囲気を確認することができ、

休憩中に舞台上のピアノを触らせて

いただけたので、

本番では音楽を聴いて演奏を楽しむことができました。

多くの方々のお耳に音楽を届けることができる、

演奏の歓びを感じられました。

 

歌や合唱の伴奏をしていていつも感じるのですが、

生身の人間の声の力にはすさまじいものがあります。

特に合唱の際にはフォーメーションの関係で

ピアノの左側や後ろ側から歌声に包まれて

圧倒されることがあります。

 

今回も貴重な経験をさせていただき、

大変ありがとうございました。

 

また、ピアノ演奏の部分については

私の音楽性にまかせてくださったことを、

指揮者の阪先生ご夫妻に心より感謝しております。

父の故郷を拠点とし、父も所属している河鹿合唱団。

これからも河鹿合唱団さんとご縁がありますように。