久しぶりに大阪にあるアマービレホールの
ShigeruKawaiで演奏いたしました。
自分の奏でる音の響きを聴きやすいピアノです。
ハイドンの名によるメヌエット:ラヴェル
抒情小曲集より 春に寄す Op. :グリーグ
ラヴェルのこちらの曲は短いながらもラヴェルの和声の美しさを
身体全身で感じられるものとなっています。
演奏していてもミステリアスな響きに魅了されます。
グリーグの春に寄すは、このタイトル通り、
長く暗いノルウェーの冬にようやく春の気配が感じられるようになり、
厚い氷がきらきらとした要項を受けて溶け、
そしてパリーンという音と共に割れていく。
あふれんばかりのまばゆく深く差し込んでくる光・光・光
そのような様を表現いたしました。
どちらの曲も出会えて・演奏できるようになって喜びを感じます。
身も心も緊張でぷるぷるしていましたが、
そんな風にはとても見えず、
むしろ余裕を持って演奏してるように
みえる、などのお言葉を聞き、ちょっとほっとしました。
靴は今回使用したものの方が
ペダルを踏むときに力を入れやすいかも。