ヤマハなんば店さんへ初めて足を運びました。
(四ツ橋駅から地上に出て、
ヤマハさんよりも手前の角にある松永トイシ株式会社さんの
存在感の大きさに歴史を感じて見とれてしまいました笑)
お伺いしたのは TAKEOUT SHOW という
イベントに参加するため。
ピアノ演奏を録画しミュージックビデオを作ってくれる、
というイベントです。
セットされたスタジオに入って演奏し、
全て自動撮影システムで行ってくれるという最新技術を
体験させていただきました。
できあがった演奏動画もダウンロードし持ち帰ることができます。
30分の間に演奏すれば良いのですが(1曲と決められています)、
もちろん完璧な演奏を遂行することはできず
何回も繰り返し演奏しなおしました。
あるテイクでは中盤が気に入らなかったり
また別のテイクでは決めたい音を外してしまったり、と
なかなかまるっと気に入る演奏が出来上がりません。
当初は「30分もあるだなんて余裕!」と思っていたのに
だんだんと焦りが…
レコーディングの大変さをほんの少し垣間見てしまいました。
ダウンロードできるのもひとつになるので、
撮りためた動画から選ぶのも一苦労。
3-4つには絞ったものの悩みに悩んで
結局1番最初に録ったものに決めました。
(そんなものかも笑)
録画中はスタッフの方々は外で待機してくださっていたので
さほど緊張せずに演奏することができました。
たくさんカメラがあり自動で動いたりもするのですが
そういった機材は全く気にならず、
やはり「生身の人の目」に晒されるのが
一番緊張します。
ヤマハ様、なんば店のスタッフの皆さま、
貴重な場を経験させていただき
本当にありがとうございました。
また開催される際にもぜひ参加したい!と思っています。
帰り際には3Fにあるグランドピアノサロンにお邪魔し、
現在の最高峰であるCFXを試演させていただきました。
やはりさすが世界のヤマハ。
めちゃくちゃ鍵盤が軽くて打鍵にまったく力が要りません。
私は「重たい鍵盤派」なのですが、
こんなに演奏しやすいだなんて
スタインウェイもベヒシュタインもカワイも、
どちらもたゆまぬ研究を重ねられて
名器を世に送り出されているので、
甲乙なんてつけられないなという感想を持ちました。
ほとんどのピアニストは会場で出会うピアノを
瞬時に自分のものにして音色を整えないといけないので、
その時その時のピアノと仲良くするのみです。