不定期的に訪れている
京都国立近代美術館 コレクション展へ。
今回は思いがけずも超有名どころ、
ルノワールやモンドリアン、藤田嗣治などなどの
所蔵作品が見られました。
ついでにお向かいににある京セラ美術館にも立ち寄ると、
京都市立芸術大学の卒展が開かれていました。
昔はよくこうした卒展にも来ていたなぁ、と
懐かしい気持ちを持ちながら
皆さまの作品を見させていただきました。
ある油絵のブースでは、
対象物や構図などは全く違うのですが
なーんとなく色合いが似通っていている作品たちがあり、
「今」はこのような傾向なのか、
師事されている先生の影響なのか、
近くにいる仲間からの影響なのか、、、
などなど思いを巡らせました。
中には珍しく音楽・楽譜を題材とした
作品があり、興味深く拝見させていただきました。
楽譜に記載される音符のフォントを
曲調によって変える、というもの。
バッハ・ベートーヴェン・ショパン・ドビュッシーの
楽譜が並べられていたのですが、
1点気付いてしまいました。
タイトルには
「ベートーヴェン ピアノソナタ第14番第1楽章 Op.27-2」
楽譜は 第2番の月光。
そう、そうなんです。
正しくは 「第14番第2楽章」。
数字間違いですが、見る人が見たらわかる。
第1楽章では別の楽曲を指してしまう。
いらないお世話だとは思いつつも
(夫には距離を取られつつも笑)
賞も取られているようで今後も公開されるかも
しれないなと思いましたので、
作者さんは不在でしたが近くにいらっしゃった他の学生さんに
間違いをお伝えいたしました。
簡単にできる修正なのか分かりませんので、
どうされるかはご本人の判断に・・・。
次のコレクション展ではどんな作品に出合えるかな。
毎回楽しみです。