フルートアンサンブルコンサート。

予想していたよりも多くのお客様に

ご来場いただき嬉しい驚きでした。

 

12月らしく、チャイコフスキー「くるみ割り人形」からも数曲。

もう少し完成度を挙げて定番曲にしていけると良いと思います。

シベリウス「フィンランディア」の美しい旋律も

もっと研ぎ澄まされたものに。

 

モーツァルト ピアノ協奏曲第23番2楽章 を

無事に演奏することができてほっとしております。

神のような人知を超えたところから降りてくる音楽を

いつも想起させられるこの第2楽章。

幸せの中にも深く漂う哀しみ。

 

 

昨今、器楽とのアンサンブルピアニストの

立場を向上させようと動きが大変高まっています。

これまでは「伴奏」として名前を出さないような

ところもありましたが、

ピアニスト、またはデュオ扱いなどにして

演奏者名のクレジットをしっかりと出してほしいとの

要求を皆さましておられます。

私も大賛成。

ピアニストが支え・また音楽をひっぱっていくところが

大きいのに、過小な扱いに悲しくなる経験もありました。

ここは声を大にして依頼していきたいです。

 

 

 

こちらは先日建物見学に訪れた「長楽館」に置かれていた

ベヒシュタインのピアノ。

どんな音色を奏でることができるのかな♪