【海外小ネタ】お洗濯事情 | The Essence of Wonderlandあたらしい世界が歓びにあふれ すがすがしい人生になるエッセンス

The Essence of Wonderlandあたらしい世界が歓びにあふれ すがすがしい人生になるエッセンス

これまでのやり方が通用しない世界はもう始まっている

どうしたらあたらしい世界でより豊かで愉快な人生を送れるんだろう?

The Essence of Wonderlandは そんな知的好奇心で
あたらしい世界の歩き方を探究・シェアしています

1か月超の海外長期出張や現地駐在になると、入浴時についでに手洗いして室内に干しておくだけでは洗濯が間に合わなくて、宿泊先の洗濯サービスに出したり、洗濯機が備えついている場合は自分で洗ったり、メイドさんに洗濯を請け負ってもらうことになる

 

自分で洗濯する場合の最初の関門は洗濯機

日本の洗濯機のような親切設計ではないので、まず使い方を知る必要がある。マシンに書いてある文字を見るけど、わからない単語が多い。washing(洗い)という知ってる単語だったとしても、その脇に書いてある洗いの程度の感覚がどうなのかまではわからないから、誰かに聞いて、最もスタンダードなコースを教えてもらう

きっと生地の素材や繊細度によって、もっと細かくいろいろ設定できるのだろうけど、仕事で海外に来ているので、洗濯機を研究している余裕はない。仕方がなく、スタンダードコースの一つ覚え

 

アメリカに住んでいたときは自分で洗濯機を回していたが、アルジェリアとベトナムに住んでいたときや、トルコやトルクメニスタンに長期出張で行っていたときは、宿泊先のランドリーサービスを利用していた

ランドリーサービスを受ける場合は、伝票に洗濯物の種類や数量を記入して洗濯物と一緒にランドリー用の袋に入れてドアにかけておくと持って行ってくれて、1日前後で部屋へ戻って来る

 

出した洗濯物が行方不明になって戻ってこないとか、他の人の靴下とかが間違えてうちに来ることもある

 

たまたまわたしが長期滞在したところは、洗濯物は外に干さず、乾燥機で仕上げるところばかりだったので、縮んだり、ゴワゴワになったりと、変身して戻ってくる衣類もあった

ベトナムに住んでいたときは、衣類が徐々に黒ずんでいくことを発見した。お水のせいなのか、洗濯機の汚れなのか、原因はわからない。

駐在を終えて本帰国するときは、現地で来ていた洋服を欲しいと言ってくださる方が複数名いたので、リユースいただけるならと、喜んで全て引き取っていただいた

 

そんなわけで、海外へ行くときは、変身したら別人になってしまうおしゃれ着や、なくなったら泣いちゃうお気に入りの衣類は持っていかない。もし持っていった場合は、必ず自分で手洗いする

 

下着やハンカチなんかは、バスルームや部屋に干しておけば寝ている間に乾くが、これがチノパンみたいな少し厚手のものになると、上手に脱水しないと何日も干しっぱなしになってしまう

脱水についていろいろ試してみたが、最も効果的なのは、肩扇風機だった。すすぎが終わったら手でよくしぼり、その後、広げたバスタオルにチノパンを広げ、バスタオルの端っこからチノパンごとくるくるくるくる細めに巻いていき、巻き終わったら捻ってループ型にし、それを手で持ったまま、肩を扇風機のようにグルングルン回すという名付けて肩扇風機。日中、会議で座りっぱなしだったりした晩は、肩甲骨の体操にもなっていい感じ(笑)

 

 

海外の長期滞在から帰国すると、日本の洗濯機はユーザーが使いやすいようによく考えられてて親切設計だし、お水は綺麗だし、外に干せるし、なんて素晴らしい国なんだろう!と、洗濯にはかなりこだわるわたし的には感謝の念が絶えない