俺様夫だった過去 | アルコール依存症の夫とともに歩む

アルコール依存症の夫とともに歩む

2015年3月夫がアルコール依存症と診断され、11か月断酒をしたが徐々に飲酒量が増える。インナーチャイルドセラピーを継続して受けて1年半後の2020年3月から夫が二度目の断酒を始めました。アルコール依存症家族のためのインナーチャイルドセラピーもやっています。

大切な存在のあなたへ

 

 

 

夫が大量飲酒をしていた時期、お酒を飲

むと目が見えなくなるから本を読む事は

できませんでした。

 

 

でも断酒をしてから夫は本を読むのが

好きになりました。

 

 

先日、図書館に夫に頼まれた本を借りに

行きました。

 

 

私は本を借りたので夫に「本を借りて

来たよ。」と声を掛けました。

 

 

すると「持って来てもいいよ。」と返事

が返ってきました。

 

 

頼まれた本を借りてきてあげたのにお礼

の言葉もないので「何様のつもり?」と

聞くと「左大臣様」とのこと。

 

 

今NHKの大河ドラマを観ているので

思い浮かんだのでしょう。

 

 

夫「苦しゅうない。ちこうよれ。」

 

 

今は冗談で偉そうな態度を取っていますが

昔は本気でした。

 

 

「○○持って来て。」と言われてすぐに

持って行かないと「早くしろよ!」とす

ぐにキレるのが常でした。

 

 

夫がキレると怖いので私はまるで奴隷の

ように働いていました。

 

 

今思うとよく耐えていたなと感心します。

 

 

家の中で自分が一番偉いんだという事を

知らしめたかったのかもしれません。

 

 

「この家は俺の家だからな。文句がある

ならお前らが出て行けよ」と何度も言っ

ていました。

 

 

私はこのセリフを聞かされるたびにいつ

かこの家を出て行ってやると思っていま

した。

 

 

断酒後はこのセリフは言わなくなりまし

たが今はどう思っているのでしょうか?

 

 

断酒後も同じことを思っていたらショック

ですよね。

 

 

 

ショックと言えば最近落ち込む出来事

がありました。

 

 

私は今まで出張専門で開業して5周年を

迎えました。

 

 

私は市の委託事業をやりたいと思っていた

けれどなかなかできませんでした。

 

 

ところが隣の市に住むAさんが私の住む

市と事業契約を結んでいたのです。

 

 

これを知った時はショックでした。

 

 

どうして市内に住んでいる私には声がか

からなかったのに隣に住むAさんには声

がかかったのかと悔しい気持ちでした。

 

 

でも私を事業のできる人として推薦して

くれた人がもしかしたら私が出張専門で

開業しているから声がかからなかったの

ではないかと指摘されました。

 

 

市の事業を委託されている彼女も隣

りの市に住むAさんも来所ができる

サロンのような場所を持っていたのです。

 

 

そこで私も来所ができる場所にするため

の開業届を保健所に提出してきました。

 

 

今週、保健所から部屋を確認しに来てく

れる予定です。

 

 

人生には時々ショックな出来事が起こる

事があります。

 

 

ショックな出来事はその時は嫌な思いを

するけれど後から考えると何かを変える

きっかけになっていたりするんです。

 

 

だからショックな出来事に打ちのめされ

てもあきらめずにまた立ち上がりましょう。

 

 

いやいやショックすぎてもう立ち上がれ

ないよという方は誰かの助けを借りてく

ださいね。

 

 

 

今日も一日断酒が出来ました。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

アルコール依存症の家族に振り回されな

いためのインナーチャイルドセラピー

三日月ゆうこホームページ