抵当権を抹消した夫 | アルコール依存症の夫とともに歩む

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2015年3月夫がアルコール依存症と診断され、11か月断酒をしたが徐々に飲酒量が増える。インナーチャイルドセラピーを継続して受けて1年半後の2020年3月から夫が二度目の断酒を始めました。アルコール依存症家族のためのインナーチャイルドセラピーもやっています。

大切な存在のあなたへ

 

 

先日夫と一緒に法務局へ行きました。

 

 

法務局には家の抵当権を抹消しに行きま

した。

 

 

19年前、今の自宅を購入するにあたり抵当

権を設定しました。

 

 

抵当権は住宅ローンを払えなくなった時に

備えて銀行が設定するものです。

 

 

我が家は4月になんとか住宅ローンの

支払いが完了しました。

 

 

これは結構大変でした。

 

 

本当は来年までローンの返済があったの

ですが私の両親が援助してくれたので1年

早く返済することが出来たのです。

 

 

両親には本当に感謝です。

 

 

夫は5年前に2回目の断酒をしました。

 

 

断酒する前は歩く時にふらつきがあったり

夕飯を食べたことを忘れてしまったり、か

なり体調も頭の調子も悪くなっていました。

 

 

 

もし断酒をしていなかったら今頃体を壊

して仕事が出来なくなり住宅ローンの返

済が出来なくなっていた可能性もあります。

 

 

住宅ローンの返済が出来なくなったら今の

家には住めないし、結婚生活も維持できな

かったと思います。

 

 

そう思うと家の抵当権を抹消できたこと

は本当に良かったと思います。

 

 

今の家に住めていることは当たり前のこと

ではなくありがたい事なんだと思うと家に

対する愛着も湧いてきます。

 

 

そして抵当権を抹消するための手続きは

司法書士さんに頼むと2万円位かかるそ

うなんです。

 

 

でも今回手続きは夫がすべてやったので

その費用は掛かりませんでした。

 

 

夫は通信大学で勉強したせいか手続きの

ための書類を書くことはそれほど苦にな

らなかったそうです。

 

 

これも夫がお酒を断ったおかげですね。

 

 

断つと言えば最近夫と倉庫の断捨離を

しました。

 

 

そして18年間使っていなかったスキー板

とスキーブーツをとうとう処分しました。

 

 

今まで倉庫に眠っていていつか使うかも

しれないと思っていたけれどさすがにも

う使わないだろうと粗大ごみに出しました。

 

 

おかげで倉庫がすっきりとして新たな

空間がうまれました。

 

 

 

最近は不要なものを断ち切り、物への執

着心をなくすことで身軽で快適な生活を

手に入れようと断捨離が流行していますね。

 

 

 

私が長年捨てられなかった物を処分でき

たのはいらない潜在意識の思い込みを解

放したことと関係あるのではないかと思

います。

 

 

人は色々な思い込みを抱えています。

 

 

 

例えば人に迷惑をかけてはいけないとい

う思い込みは多くの方が持っていると思

います。

 

 

でも人は他人に迷惑をかけずに生きていく

事はできません。

 

 

 

迷惑をかけてもいいんです。

 

 

困った時はお互い様の精神でいれば誰か

に迷惑をかけても自分を責めなくてよく

なります。

 

 

それでも迷惑をかけるたびに自己嫌悪に

陥ってしまう方はインナーチャイルドが

傷ついているかもしれません。

 

 

あなたは誰かに迷惑をかけた時に自己

嫌悪に陥っていませんか?

 

 

 

今日も一日断酒が出来ました。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

アルコール依存症の家族に振り回されな

いためのインナーチャイルドセラピー

三日月ゆうこホームページ