大切な存在のあなたへ
まだ夫が断酒をする前のことです。
夫に減酒をしたいから減酒日記を付けて
欲しいと頼まれてお酒の量を記録してい
ました。
その頃の日記をみると一番少ない日で
350mlビールを7.5本でした。
多い日だと500mlビールを10本飲んで
いました。
夫は平日は夜しか飲みませんが休日は
昼間から飲むので2倍近く差が出ます。
この減酒日記をしばらくつけていました
がどうやら減酒は難しいなと感じました。
精神保健センターに勤めていた事のある
父に減酒をするにはどうすればいいか相
談したことがあります。
すると減酒をするのは断酒をするより難
しいと言われてショックを受けた記憶が
あります。
その頃の私は夫が断酒をすることは絶対
にないだろうと思っていました。
でもこの減酒日記を見た夫は自分が減酒
をするのは無理だと思ったのかアルコール
外来に一緒に行ってくれと言いました。
そこから2回目の断酒が始まりました。
お酒の量が多いかなと悩んでいる方は
一度減酒日記をつけてみてはいかがで
しょうか？
私は樋口進著「お酒が減らせる練習帳」
の本を買って日記をつけました。
これでお酒が減らせればまだアルコール
依存症の手前ということです。
減酒日記をつけても減らせない方はあきらめて
アルコール外来へ行くことをお勧めします。
さてお酒の過剰摂取をしていた夫ですが
過剰摂取と言えば最近10代の子供のオー
バードーズ（薬物の過剰摂取)が問題に
なっています。
乱用されている薬は一般的なせき止めや
かぜ薬などです。
これらの薬には麻薬や覚せい剤と同じよ
うな成分が少量含まれています。
そのため何十錠も一度に服用すると一時
的に気分が落ち着いたり高揚したりする
のです。
しかし、同じ量ではやがて効果が出なく
なり飲む量が増加してしまいます。
中断するとかえって落ち込んだり体調が
悪くなったりします。
市販薬とはいっても依存性があるんです。
肝臓や腎臓の障害を起こす可能性や最悪
の場合死に至ることもあります。
なぜ10代の子供がオーバードーズしてし
まうのか？
それはインナーチャイルドの傷つきが
あります。
例えば私は愛されていないと思って傷つ
いたチャイルドがいるとします。
すると愛されていないと思うような現実
がやってきます。
するとそのような辛い気持ちを和らげた
いと思って市販薬の乱用を始めてしまう
のです。
オーバードーズをする子供は一見いい子
だと思われている子が多いと言われます。
いい子だと思われている子は周囲の人に
頼ることが苦手な子が多いのです。
だから一人で何とかしなければいけない
と思って市販薬に頼ってしまうのです。
つまりオーバードーズをする子供は本当
は周囲の人に頼りたいけれど頼ってはい
けないと思っているのです。
そんな時に必要なのは傷ついたインナー
チャイルドを癒してあげる事です。
傷ついたインナーチャイルドは親から
子供に受け継がれていきます。
子供の傷ついたインナーチャイルド
を癒すには親のインナーチャイルドを
癒すことです。
そうすれば子供の傷ついたインナー
チャイルドも一緒に癒されていきます。
お子さんのオーバードーズに悩む方や
お酒の過剰摂取に悩む方はぜひインナー
チャイルドと向き合ってみてください。
具体的にはインナーチャイルドとお話し
して本当はして欲しかったことや言って
欲しかったことをセラピーの中でやって
あげます。
するとインナーチャイルドが癒されてい
きます。
あなたもインナーチャイルドの癒しを
体験してみませんか？
今日も一日断酒が出来ました。
ありがとうございました。
酵素玄米入りのお弁当
アルコール依存症の家族に振り回されな
いためのインナーチャイルドセラピー