日頃より応援して頂いております皆さまへ
ご報告が遅くなりましたが、
この度をもちまして、
パラトライアスロン競技の選手として、
一区切りつけさせていただくことにいたしました。
日本トライアスロン連合の皆様には
2017年シーズンより他競技からにもかかわらず、
快く受け入れていただいたうえに
手厚いサポートをいただき、深く感謝しております。
また東京大会までは、本当に様々な経験をさせていただきました。
手探りのなかで、3種目のトレーニングを始め、
強化対策チームと、各種目のスペシャリストによるご指導とサポーターのお力添えあって、
一年一年その成果が表れ、2018年の世界選手権では表彰台に上がれるまでになりました。
しかし、2019年にクラス変更になってからは今までの自信を喪失し、
メンタル的にも厳しい状況になりましたが、
コーチスタッフの励ましと、一緒に目指してきた仲間の存在があり、
何とか東京パラでの出場権を獲得し、無事にゴールすることができました。
結果は自分自身が思い描くものとはなりませんでしたが、
あらためて、諦めないことの大切さを学ばせていただきました。
強化対策チームの富川リーダーをはじめ、菊池コーチ、
アヤトトライアスロンスクールの松山コーチ&会員の皆様、
ドーバー海峡を横断された経験のある生山コーチ、
ハンドバイクでは奥村さん、名護合宿でお世話になりました中尾さん、
本当に本当に多くの方々からサポートいただきました。
そしてこれまで、同じ目標に向かい共に戦ってくれたハンドラーの大岩葵さんは、
いつも明るく献身的で、最後の最後まで私についてきてくれたことに感謝しかありません。
この競技を始めて、大変だった事もありますが、新しいことに挑戦するメリットは、
今までの自分の価値観や考え方を変え、見直すチャンスであり、自分の可能性を拡げるものであったと思います。
また何よりも、2016年から発症した運動誘発性喘息症状がなくなり、
健康を取り戻せたことが何より大きかったです。
そしてこの競技を通じて、いただいたご縁と仲間とのつながりを大切に、
今後は陸上競技へ戻り、2024パリに向け可能性を活かし、
選手として本当の意味での集大成にしたいと考えております。
2020東京大会に向けた2競技の挑戦にあたり、
所属会社八千代工業をはじめ、
多くの方々の温かいご理解と惜しまぬご協力、
多大なるご支援をいただきました。
ここに至るまで関わっていただきました全ての皆さま、
また応援していただきました皆さまに 心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
In the paratriathlon, I made Tokyo 2020 the last Paralympics.
I will be trying wheelchair marathons for the next few years.
Thanks for your lovable companions and support in the triathlon.
Thank you very much.
2021年11月末日
土田和歌子⭐︎
WAKAKO TSUCHIDA
【JTUにて】10月某日 ご挨拶とご報告に伺いました。
【2020東京大会⭐︎選手村にて全員集合❣️良いチームでした😌】
【東京2020⭐︎フィニッシュ後 葵ハンドラーと労い中❣️】
【東京2020☆これまでの道のりは厳しかったこともあるけれど、
一緒に目指せて楽しかった!!最高のハンドラーお疲れさまでした🙏】