いわゆる「スピリチュアル」と言われる分野のこと、死の前後をテーマにしているので無視するわけにはいかず、というか、個人的な感覚からしても避けようもなく
でも、その「伝え方」にはかなり用心しています。
それは、誤解されたくないという気持ちもそうですが、自分の体調にも影響があるからです(・・・と書くと引いてしまう人もいるかもしれませんが)。
そんな中、非常に重要な本を昨年末に紹介され、今、少しずつ読み込んでいます。
目に見えないものについての「語り口」を探るためです。
目に見えないとは、何も「スピリチュアル」と言われる分野のことだけではありません。
コロナ禍で亡くなる人の「数」ばかりに意識が向くこともそうですが、一方で亡くなる人の個別の「物語」ばかりに目が向くのもまた違うと思っています。
大切なことは、そこだけにあるわけではないから。
端と端の両極をつないでいるもの、二軸の真ん中にあるもの、それこそ目に見えない、つまり可視化されていないものをどうしたら伝えることができるのか……
ずっとそのことにチャレンジし続けているような気がします。