前回からあまりにも時間が空いてしまいました。

理由はいろいろあるのですが、書くと支障があるものもあり😅、黙っておきます。

 

が、一番大きな理由は、忙しかったから😅

気楽にブログを書く余裕がないほどに、6月7月は心身ともに忙殺されていました。

 

その疲れが出たのか、8月の第1週の終わり頃、なんか右手の動きがおかしい?という感じになってしまいました。

うまく動かせない。

そればかりか、特定の方向に動かす時に痛みが出るようになってきました。

 

数日前に、同い年の友達から「腱鞘炎になった!」とLINEがありました。

そして、「医者から更年期には腱鞘炎になりやすいから気をつけろと言われた」と。

 

え、更年期と腱鞘炎って関係あるのっ!

 

そんな風に私は返していたのですが……。

 

そのうちに片手でペットボトルが持てなくなり、鉄瓶(お湯を沸かすのに私は鉄瓶を愛用しています)も片手で持てなくなって、お茶を煎れたりコーヒーを煎れたりにも難儀するようになってきました。

 

え、え、ひょっとしてこれって……?

友達にLINEしたら、早めに受診するように勧められました。

 

そして行ったところ……。腱鞘炎でした。

 

しかし、受診したクリニックのお医者さんには好感が持てました。

 

・触診し、さまざまに手を動かしながら痛みや違和感をチェック

・「たぶん腱鞘炎ですね」と仮の診断

・その上で、腱鞘炎になるメカニズムを図解しながらわかりやすく説明

・原因を、ホルモンの影響もある、とさらっと説明

・しかし治療法は、薬では無理とはっきりと説明

・でも軽症ならばステロイドを注射することで軽快する人もいると代替案を提示

・そこまで説明し、その場でエコーで手の状態を私も一緒にチェック

・「やはり腱鞘炎ですね。でも軽症と言えます」と診断

・そして「(ステロイド注射を)どうしますか?」と治療の選択を私に預けてくれた

・ステロイド注射後、「改善しなかったら再度受診してください」とフォロー

 

 

私の年齢からして、更年期であろうことはすぐにわかったと思うのですが、お医者さんからは「更年期」という言葉はひと言も出ず、そして利き手の右手を「使うな」ともひと言も言われませんでした。

 

どうにもできないことを「やれ」と言わない。でも、医療ができることを提案してくれ、その選択を私に預けてくれる。さらに、「治らない」とか「歳だから仕方ないでしょ」とか切り捨てることもない。

 

私にとっては、心地よい距離感のお医者さんでした😊

腱鞘炎にはなってしまいましたが、そしておそらく、今後も何度かなってしまうでしょうが、よいお医者さんと出会うことができたとありがたく思いました。

自分に合うお医者さんは、人生後半戦にはホント大事。必須だと思います。

 

 

さて、腱鞘炎ですが、ゆっくりと回復に向かい、ようやくこうしてパソコンを打てるまでになりました。

かかりつけの鍼灸の先生にもいろいろアドバイスを受け(もちろん鍼も)、手首サポーターもうまく使っています。

加えて、仕事先の方々にも温かいご配慮をいただいています😭

 

「病気とうまく付き合う」

かる〜く言われてしまう言葉ですが、重い病気でなくても、なかなか難しいなあと改めて思います。

 

というか、更年期に入り、少しずつ老いていく自分の体とうまく付き合うことがともかくも難しい!

 

自転車に乗り始めたばかりの頃のように、左右にふらふらしながら、時に地面に足をつきながら前に進んでいる気分です😅