先日取材をしていただいた『週刊朝日』さんの記事が、AERAドットに掲載されました
年末年始にさしかかってしまい、うまくご紹介できなかったのですが、少し前には『女性セブン』さんにも取材いただき、ネットに記事が配信されました。
何は置いても、9年以上も前に亡くなった夫のことを、こうして取り上げていただけることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます!
『女性セブン』さんの時もそうでしたが、今回もまた、知人より連絡を頂戴しました。
夫のことを思い出してくださったそうです。
たしかにキャラクターが濃い人でしたが😅、なんというか……妻の私が言うのもおかしいかもしれませんが、夫はお一人お一人との距離が近かったのかもしれないと思っています。
なぜなら、ほとんどの方が懐かしむというより、まるで「今の話」のように夫のことをお話してくださるからです。
「稚子さんの隣にいるように感じます」
「哲雄さん、近くにいらっしゃいますよね?」
私だけでなく、他の方にも同じように感じていただけるのは、遺族としてとても幸せなことだと思っています。
「昨晩、夢に金子さんが出てきてくれて、『○○さんのおばあさまですよね?僕がご案内しますね』と笑顔で声をかけてくださいました」
……そうおっしゃってくださったのは、生前から夫婦でお付き合いのあった方です。
その方のお曾祖母さま(もちろん夫は会ったこともなかった人ですが)のお通夜の晩に、そんな夢を見た、ということでした😊
こういうお話を聞かせていただくたびに、ああ、金子らしいなあとしみじみ思い、笑顔になります。
すでに亡くなられていますが、ご縁のあった方も死を前にして「哲雄が迎えに来てくれるから安心している」と穏やかに話してくださいました。私もそう思います。なんなら、張り切ってあちらの世界をガイドのように案内すらしていそうです😅
この世においては、夫婦じまいをしましたが、まったくもって今も連携している感覚があるのは……一体なぜなんでしょうね😅
でも、こんな未来も、当時二人でなんとなく想定していたなあと思います。
死の前〜死別後の経験は、私にさまざまな新しい感覚を授けてくれました。