遅ればせながら、というか流行に乗って、先日観てきました、劇場版『鬼滅の刃〜無限列車編〜』。
実は今年の2月の終わりでしたか、漫画を熱烈に勧めていただいていました。
人の生き死にをテーマに仕事をしていると、そんなつもりではなくても、宗教が伝える教えのようなものに触れていることも多々あります。
勧めてくれた方の中には、宗教が伝える教えのようなものをナチュラルに、押しつけがましくなく、わかりやすく伝えてくれる作品だから……という意味もあったのかなと理解しました。
なので、すでにアニメ作品は、今年の連休頃に、生活が激変していく最中に観ていました。
そして、アニメ作品の「続き」だとはっきりわかる劇場版も気にはなっていたのですが……。
それにしても、大ヒットすぎる?(ごめんなさい)し、封切り直後の報道などでは、嗚咽しながら劇場から出てくる人の姿も見かけて、ちょっと引いてもいたのです。
しかし、同世代でもやっぱり激烈に勧めてくれる人もいたし、また「アニメと映画と、そして漫画は全然違うから、全部見るべき」と言う人もいました。
なので、では、こうなったら全部見ようか、と思った次第です。TVアニメを観ることができたから大丈夫かな、と(実は…、ある超有名なアニメ作品を初めて観た時、冒頭で主人公の少年が発したひと言で「あ、無理」をテレビを消したことがあるので、ちょっと用心深かったりします。お金も払っているのでね←ケチ)。
して、結果は……。
なるほどっ! 世の中の人はこういうことに大きく心を動かされるんだなっ! 確認したっ!(煉獄杏寿郎 風な感じで😅)
……と思った次第です😅
性格悪くてすみません😅😅
でも、私はリアル煉獄杏寿郎のような人をよく知っているので、むしろお腹に力が入りました
私自身も「使命」、つまり「命の使い方」を強烈に意識して生きているつもりなので😊
だから、炭治郎くんやみんな、頑張りなさいよ……と思った次第😅
あまり書くと、ネタバレになってしまうと思うので、これ以上は書けないですが……。
それにしても、『鬼滅の刃』は少年マンガですね、やっぱり。
年を重ねてくると、描かれる「家族愛」や「兄妹愛」がとてもシンプルすぎて、まぶしいほどです。
少年少女には、必要なメッセージでしょう😊
しかし、ある程度精神年齢が上がってきた世代?人?には、このシンプルさは、別の刃を突きつけてしまうかもしれないな、と思いました。
たとえば、炭治郎が妹の禰豆子に寄せる思いの強さはどうでしょう?
美しい兄妹愛だ〜という人もいるかもしれませんが、私にはどうにも強い執着に感じられます。
神話にも描かれているような、死んだ人をあの世まで追いかけていく話のような……。
漫画では、自分のこの執着心(…と断定しちゃいましたが😅)との対峙はあるのかしら……。楽しみです😊
愛を、「愛される側」からしか考えたことがないと、愛のもつヤバさに気がつけないかもしれません。
また、「愛する側」からだけでも、やっぱりヤバさに気がつけませんよね。
「愛される」と「愛する」を両方深く考えられるのも、人生の時間を積み重ねてきた大人の醍醐味なのかもな〜と思いました
昨年末〜お正月にかけては、長編小説ですが、篠田節子さんの『冬の光』を号泣しながら一気読みしました。
大人なら、ここに描かれたさまざまな愛を味わえるんじゃないかな〜。
今年の年末からは、漫画『鬼滅の刃』を一気読みできるといいなと思っています