今週は月曜日から、なぜか男性ばかりとお会いしています(別にモテてるってわけではないです。なぜか重なりましたー)。
月曜日は関わりのある中でも特に若い方 ……と書くと、別のニュアンスになってしまうかもしれませんが、世代の違う人といろいろ話すのは、私にとってはとても刺激的で、且つとても楽しい時間です
月曜日にお会いした彼は、ステージⅣの大腸がんを患っています。
さまざま厳しいこともあると思います。
が、その上で、というか、だからこそ、豊かな時間を生きている……と、彼を見ていると私には感じられるのですが。
(豊かな時間……語弊がありますか?だとしたら、同じ1秒でも厚みが違う時間を生きている、と言い換えましょう😊)
彼とは、「未亡人あるある」と「ステージⅣのがん患者あるある」の共通点で盛り上がりました
キーワードは「レッテル」。
未亡人らしい、ステージⅣのがん患者らしい言動や行動、下手すると見た目……などが、なぜか相手から求められ、そこからズレると、極端に言ってしまえばがっかりされる、ってことですね😅
誰でも相手を失望などさせたくありません。それによって人間関係が壊れることも嫌です。
だから、表立っては言えませんが、未亡人あるあるでは「(求められているような気がして)未亡人っぽく悲しみをあえて演技する」場合もあります。そうでないと、角が立つシーンもたくさんあるので😅
私などはそれを、みうらじゅんさんの「親孝行プレイ」になぞらえて、「未亡人プレイ」と裏で言ったりしているほど😅
いや、悲しくないわけではないんですよ。
でも、自分の目の前にいるその人が期待しているだろう悲しみ(の表し方)ではないんですよ。
もっと言えば、そんな時は心がささくれ立ってくるので、あなたになんて私のことはわからないわよって思ったりもしています。
なので、未亡人プレイで、目の前の相手を満足させる方に意識を向けるってわけですね😅
リアルが伝わらないと、プレイで表現された「未亡人」像や、場合によっては「がん患者」像が巷にあふれます。っていうか、あふれてます。
この誤解が新たな苦しみを生むこともありますよね
歴史好きの彼にはふざけてる!と怒られちゃうかなとドキドキしながら、帰宅してテレビをつけたらちょうど始まったばかりだった番組を紹介しました。
https://www.nhk.jp/p/mitsuhide-smapho/ts/R71NJ4MV53/
「爆笑しました 笑」と返ってきました。よかった〜
っていうか、私自身が大爆笑して観たので、お勧めしちゃったのですが。
プレイしなくていい人間関係、大事ですね。
「妻プレイ」「夫プレイ」「母親プレイ」「父親プレイ」ってのも、あるのではないかな。
別にプレイしててもいいけれど、舞台から下りる時間も確保しないと、結構疲れている人生後半戦は、どこかでスタミナ切れしそうですね