ストレス下で学んだことは身に付きません | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

ストレス下で学んだことは身に付きません

 

と言われて 

「え!?!マジ?!」

と思いましたか?


私たちは

これを体験しているはずなんですが

 

なぜかこれを理解している人は

少ないようです。

 

 

 
皆さんは 

これまでに学校で習ってきたことで 

今現在も

しっかりと定着して

使いこなせる知識って

いったいどのくらいありますか?


試験勉強で

必死に一夜漬けで学んだことは 

試験が終わったら 

きれいに頭から抜けていきますよね? 

絶望絶望絶望

 

 

私は 試験勉強している時 

頭のなかに

知識をとりあえず

ぎゅうぎゅうに詰め込んで 

 

 

 

試験が終わるまで

こぼれないように

なんとか保っている感覚がありました。 

 

 

そして試験が終わったら 

ふーっとその緊張感が解けて 

絶望

 

詰め込まれたものが

消えていく感じがしました。

 

 

だって 

試験の内容に

興味なんてこれっぽっちもなかったし 

 

ただ 

受験のために

試験でいい点数をとらなくちゃ

という気持ちだけで

頭に詰め込んでいたんですから 

 

当然ですよね?



今の社会は 

学習と感情を

 

完全に別の物として

認識していることが多いように感じます。


どんな感情を持ちながら 

どんな体の状態で学んでも 

知識は知識だという認識ですね。

 

でも そうではありません。

 

 

脳と体が安心安全を感じ 

ポジティブな感情を感じていると 

好奇心 集中力 学習意欲 

熱意を持つことができて 

 

新しいことに対して

脳も心もオープンな状態なので 

 

すでに持っている知識と

関連付けることができやすく 

 

人と協力したり 

人からのフィードバックも

楽に受け入れられる状態なので 

 

より効果的な学習につながります。



反対に 

脳と体が

 

恐怖 不安 欲求不満 

抵抗感 不快感を感じて 

 

ネガティブな感情を持っていると 

 

集中できないし 

いっぱいいっぱいで 

情報処理能力が低下し 

新しいことに対して抵抗感を感じやすいので 

 

人と協力したり 

人からのフィードバックを取り入れたりできず 

 

新しい情報を

完全に理解せずに

記憶するだけの

 

表面的な学びになりやすいです。

 

 

また 脳は 

学んだことと 

それを学んだ時の感情や 

体の状態をリンクして記憶します。

 


だから 

 

例えば私は 

数学が本当に苦手で 

泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ

 

でも受験のために

内申点を落とすわけにはいかなくて 

毎朝5時に起きて

 

必死に数学を勉強していました。 

 

 

 

そうやってがんばっても 

試験でちょっと

問題をひねったものがあると 

もうお手上げで 

ひとつも解けなくて 

泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ

 

部分点を合わせて 

やっとのことで

平均点に届くか届かないか 

という感じでした。 

 

 

こんなに頑張っているのに 

もうこれ以上頑張れないのに 

ネガティブ

 

このままだと 

内申点が落ちてしまう!

滝汗

 

というプレッシャーと劣等感。 

泣

 

そして 

自分がどれだけ頑張っても

どうにもならないという 

 

コントロールを失う感覚。。。  

 

これが今でもトラウマになって 

 

サインコサインタンジェントとか 

なんか数学のいろんな

アルファベットを縦長にしたようなの

ありますよね? 

fとかPとか、Σとか。。。  

 

は もう見たくもないです。  




これを 

今のお子さんに当てはめてみてください。

嫌がるお子さんを

時間だからと

無理矢理 

習い事 療育 セラピーなどに

連れて行く

 


叱られて 

泣きながら宿題をするお子さん

 

 
お子さんの体が

安心安全を感じられなくて 

常にサバイバルモードにあるのに 

 

「社会性を身に着けるために」と

他の子ども達

(サバイバルモードに入っているお子さんにとって 世の中で一番予測不能で恐ろしいものは 他の子どもです)

との集団生活を強要する。

 

 

↑↑ これ全部私がしていたことです

 

(これを説明しだすと長くなるのでまた別記事にしますね)



私たちは

常に自分にできる

ベストを尽くしています。

 

だから 

過去のことを責める必要は

まったくないです。


私たちの心や体の状態が 

学習効率に

多大な影響を及ぼすことを考えると 

 

子どものために

一生懸命頑張っていることが 

 

本当に必要なのか 

見直してみる

機会になるのではないかと思います。

 

 

 

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