凸凹あるある 何でも触る 落とす 乱暴 な訳 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
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発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
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私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

先日の記事↓で 

中脳が未発達だと 

 

8つの感覚に問題が出てくる 

 

という話をしました。

 


8つの感覚の中の 

 

固有受容感覚 Proprioception 

 

が未発達なお子さんは 

 

自分の手足や体が今どこにあるのか

 

どのくらいの力を入れて

 

ものをつかめばいいのか

 

自分と物の間の距離感

 

などがよく分かりません。



なので 

 

自分の体を感じるために 

 

強くぎゅーっとしてもらうことを好み

 

優しく触れられることを

 

嫌がる子が多いです。

 

 

そして 

 

力加減が分からないので

 

お友達や先生にも 同じように 

 

力いっぱいで触れてしまうので 

 

「乱暴者」

 

のレッテルを貼られてしまうことが

 

よくあります。 



また 

 

自分の体がどこにあるのか

 

確認するために 

 

手あたり次第 

 

周りの物を触ったり 

 

隣に座っているお友達を

 

押したりします。



お母さんの膝の上に

 

座っている子が 

 

急に頭を上げて 

 

お母さんのあごに激突する 

 

などというのも 

 

 

自分の体の位置が分からないのと 

 

どのくらいの力で

 

頭を上げればいいのか 

 

また 

 

後ろにいるお母さんとの

 

距離感も分からないのが理由です。 

(たまにはあると思いますが 頻繁にある時は 固有受容感覚が未発達だと思われます)


力加減もわからないので 

 

例えばコップを持つときに 

 

どのくらいの力を入れれば 

 

うまく持てるのかが分かりません。 

 

 

だから よく物を落としたり

 

こぼしたりします。


こういった行動は 

 

「問題行動」だと

 

認識されがちですが 

 

実は

 

8つの感覚のうちのひとつが

 

未発達なのが原因です。



例えば 

 

これも8つの感覚のうちのひとつ 

 

視覚が未発達である 

 

視覚障害がある子どもが 

 

自分がどこにいるか

 

確認するために 

 

周りのものを

 

触りながら歩いても 

 

叱られたりしませんよね。


なのに 

 

同じく8つの感覚のうちのひとつである 

 

固有受容感覚が

 

未発達な子どもが同じことをすると 

 

叱られてしまいます。



ちょっと おかしいですよね?



こういったことに関することへの

 

知識がもっと

 

一般的に広まっていくといいなーと思います。

 

 

読んでいただいてありがとうございます!

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