あの子が旅立ってから今日で4年 その2 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

 

今日は昨日の記事の続きです。

 

 

昨日も書きましたが、

 

今日の記事は もしかしたら必要以上に
人を怖がらせてしまうかもしれないと思って
書こうか書くまいか迷ったんですけど、
怖いことを見ないようにしても
現実は現実なので
やっぱり 
目を背けて 見ないふりをするよりも
知っておいた方がいいと思うので 書きます。
現実は知りたくないって思う人は読まないでね。 
ちょっと長いです

*******************

 

そして 4年前、 

 

ちょうど今頃に 

 

毎夏恒例の長期里帰りのために

 

子ども達と私は名古屋の実家に帰りました。 

 

実家に着き、子どもたちも寝て 

 

やれやれ と一息入れたところで 

 

母が 

 

その子が 一人暮らしのアパートで 

 

勝手に旅立っていたのが今日発見された

 

ということを知らせてくれました。 

 

私が取り乱すといけないからと、

 

子どもたちが寝るまで

 

だまっていてくれたようです。


あんまり記憶にないんですが、

 

最初はあまりのショックに 

 

固まってしまって、

 

泣くという感情まで

 

たどり着けなかったような気がします。


そして、その後 

 

ずっと昔 

 

私が高校生でその子が4才の時、

 

その子がうちに遊びに来て、

 

私に抱かれたまま

 

ぐっすり眠っちゃっている写真を 

 

母が見せてくれた瞬間に 

 

その時のあの子のやわらかい感じや、

 

ちょっと汗ばんだ感じ、

 

自分の腕の中で安心して

 

眠っちゃってる姿に癒された

 

感覚なんかが

 

リアルによみがえって来て、

 

感情が爆発して

 

号泣したという記憶があります。

(今も書きながら泣いてる私。。。)




あんなに可愛かったのに、

 

あんなにニコニコしていたのに、

 

あんなに楽しそうに

 

私と遊んでいたのに、

 

今でも

 

「わかこおねえちゃん」って呼ぶ声が

 

ハッキリと思い出せるのに、

 

どうして、

 

何がどうなって、

 

こんな結末になってしまったのだろうか? 

 

どうして私は何十年も

 

あの子とコンタクトを取らなかったのだろうか?

 

何をそんなに苦しんでいたのだろうか?

 

どれだけ心細かったんだろうか?

 

どれだけ辛い思いをしたんだろうか? 

 

何かもっとやってあげられたのではないか? 

 

そんなことをグルグルと考え続けました。


今 いろいろと勉強して、

 

どうしてあの子が落ち着きがなかったのか、

 

頑固でキレやすかったのか、

 

不登校になってしまったのかなどが

 

理解できるようになって、

 

どうしたら良かったのかも

 

分かるようになり、

 

今の私だったら

 

救えたかもしれないのにと思う分、

 

ある意味 余計苦しかったりします。 

 

 

彼がお腹にいるときの

 

お母さんのストレスは

 

相当なものがあったし

 

(胎児の時に

 

母親のストレスによって生じる

 

ストレスホルモンに

 

さらされ続けることで、

 

胎児のころから周囲に対する

 

脅威を感じ続けることになり、

 

生後も ありとあらゆる

 

日常のささいな事を

 

脅威と判断する

 

脳の回路が強化されたまま

 

生きることになります。

 

そしてこれは

 

簡単な動きをすることで改善できます。)

 

 

生まれてからも、

 

ADHDという言葉すらなかった当時、

 

どこに行っても

 

問題児のレッテルを貼られて、

 

可愛がっていた私でさえ、

 

この子は困った子だなーと

 

思っていました。

 

そんな環境で育ったら、

 

自己肯定感なんて育たないよね。

 

 

あの時の私に

 

今の知識があれば 

 

あの時に

 

こういう言葉がけをして、

 

こういうエクササイズを一緒にして、

 

脳神経をつなげてあげられていれば

 

落ち着いただろうし、

 

キレたりすることも少なくなっただろう。

 

そうしたら

 

不登校にもならなくてすんだかもしれない。

 

ああいう風に接してあげられていれば 

 

こういう結末には

 

ならなかったのではないか。。。 

 

と 「たら、れば」 で

 

自分を責めてしまうことがあります。

 

 

今の私にできるのは、

 

毎日お線香をあげることぐらいしかありません。


カナダで行われた

 

調査研究によると、

 

発達障害の診断を受けた成人は、

 

そうでない成人よりも 

 

うつ病になる確率が約3倍高く、

 

発達障害の診断を受けた成人が

 

うつ病になる確率は

 

42.5%と、

 

非常に高いという結果が出ています。

(グレーゾーンの人は数に入っていません。)


私は 

 

この数字を減らしたい。 

 

どうしても減らしたい。


そして 減らし方も分かっている。


だから もどかしい。 もどかしくて仕方がない。


だって めちゃめちゃシンプルだから。

 

やるのか 

 

やらないのか

 

それだけだから。。。

 

 

続きはこちら。

 

 

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