アメリカのハイスクールの卒業式レポ | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

 

私がブログを通して、日本の皆様へ伝えたい!
と思ったきっかけとなった

目からウロコが落ちる
自閉症スペクトラムや発達に凸凹があるお子さんへの接し方について
 
説明している記事を

「子ともに寄り添う育て方」
「私の師匠」
「私の体験記」という

3テーマにまとめました。

私の根本はここですので、
ぜひ、このテーマの記事を読んでいただきたいです。
*********************

 

今日は

 

息子のハイスクールの

 

一つ上の学年の子たちの卒業式でした。


アメリカは

 

義務教育が12年なので、

 

ハイスクールの卒業式は

 

とても大きなイベントです。


YouTubeでLive配信してくれたので 

 

来年の

 

息子の卒業式の予習もかねて、

 

見てみました。

 


アウトドアの

 

フットボールスタジアムで行われたので、

 

ほとんど誰もマスクしていませんでした。

 

数人しているのが見れたけど。

 

とても風が強くて、

 

みんな帽子を押さえてやってました。

 

でも雨でもなく酷暑でもなくて

 

良かったと思います。

 


卒業生500人あまり


スクールカラー(黒とゴールド)の

 

黒いケープを着て、

 

黒い帽子をかぶって、

 

いろいろな活動をしていた子は

 

いろんな色の紐や、

 

布を首にかけています。

 

だから、

 

成績もよくて

 

いろんな活動をしていた子は

 

いろんなものをジャラジャラと

 

首からかけてます。(こんな感じ↓)

そこにプラスして

 

白いセーラーカラーのようなものを

 

付けている子もいました。

(これが何かは知らない)

 

生徒が開会宣言(?)


生徒のスピーチ 


生徒のギター演奏と歌


生徒のスピーチ


合唱部の合唱 

(合唱の時だけみんなマスクしてソーシャルディスタンスしてた!)
 

サイエンスの先生のスピーチ 

(スピーチの最中で 生徒に スタンドにいる親の方をみて手を振るように。そして親は子どもの写真を取るんじゃなくて、子どもをバックにセルフィーを撮れ と指示。)


オーケストラ部の演奏

(クリップや洗濯ばさみで楽譜を固定していたのに、強風で楽譜立てが倒れちゃって苦笑しながら演奏してました。)


そして 

 

満を持して 

 

校長登場! 

 

生徒 大歓声。クラッカー


このあたりは

 

学校の質がとても良くて、

 

校長先生は 

 

毎朝登校してくる子どもにあいさつして、

 

ランチタイムもカフェテリアに来る子たちに

 

挨拶して おしゃべりしているし、

 

2000人超えの生徒の名前 

 

ほとんど覚えてるし、

 

部活動の試合や発表には

 

ほとんど全部来るし

(それって週末も合わせてほぼ毎日!!)、

 

私生活あるんかい?

 

って感じで、

 

とても生徒に近いところにいます。

 

特に うちの校長は

 

評判がいいらしく、

 

生徒に人気です。


群全体の学区長が軽くあいさつして


卒業証書授与。

 

フットボールフィールドの

 

真ん中に四角いステージが

 

設置してあって、

 

それを囲むように

 

4か所に 生徒が並んで座っています。

 

だから

 

スピーチも 

 

いろんな方向を向いて

 

しゃべってました。

 

保護者は観客席にいます。


真ん中のステージで

 

副校長4人が4すみに立って、

 

ガンガン名前読んで

 

証書を渡していき、


卒業生は

 

ちゃっちゃと来て

 

証書受け取って、

(紙じゃなくて こんな感じのもの

この中に証書がはめ込んである)

 

校長先生とフィストバンプして 

(げんこつとげんこつをぶつける)

 

ステージを降りていきます。

 

それから

 

ステージ下にいる

 

カメラマンに写真を撮ってもらって

 

席に戻ります。


名前が呼ばれると 

 

みんなが歓声をあげますが、

 

その歓声の大きさで、

 

人気の大きさも

 

測れちゃったりするなー

 

と感じました。

 


3人 お母さんが日本人の

 

知り合いの子がいるのは

 

知っていましたが、

 

ハヤシとかモリシゲとかいう

 

ラストネームも呼ばれていました。 

 

さすがアメリカ、

 

各国の名前があり、

 

これは名前呼ぶ人

 

大変だなーと思いました。

 


ビデオ持って

 

撮影しながら登場する子もいた。

 

そして ビデオに向かって

 

ポーズを決める校長。(笑)


でも

 

誰も

 

踊ったり

 

パフォーマンスしなかったなあ。 

 

珍しいな。

 

するなって言われてるのかな?

 


ラストネーム

 

AからZまで呼んだ後に、

 

いろいろな分野で活躍した

 

Honorsの子たちが

 

名前を呼ばれてました。


そして最後の最後に Valedictorian!

 

Valedictorianは

 

その学年で一番成績がいい生徒です。

 

このあたりの高校で

 

Valedictorianだったら

 

スタンフォード大学や

 

ハーバード大学、

 

マサチューセッツ工科大学あたりから

 

奨学金付きで

 

向こうからお誘いがあるらしいです。

 

すげー。

 
っと思ったら、、、 

 

一人

 

忘れられてしまったらしい

 

女の子がいて、

 

彼女の名前が呼ばれてました。


きゃー、それ超ショック! 

 

しかもアジア人の

 

女の子だったので、

 

私もちょっとショック。。。 

 

アジア人って

 

成績のいい子が多いんだけど

 

やっぱり全体的に

 

存在感 薄いのよ。。。

 

転校生だったのかなあ?

 


そして最後の締めに

 

生徒のスピーチ。 

 

彼女スピーチうまい! 

 

まだ18歳なのに、

 

場数踏んでる感がすごいわ。 

 

自信と存在感とカリスマ性がすごい。

 

彼女生徒会長かな?

 


で、最後に


タッスルを

(↓この紐のかたまりね)

 

右から左に動かして

 

帽子を高く空に放り上げて 

卒業!


全部で2時間ちょっきりでした。


いやー、

 

日本の卒業式とは

 

全く違いますねー。

 

国民性が出て

 

おもしろいなーと思いました。

 

実は私も

 

1年 交換留学をしている時に

 

アメリカの高校を卒業しているので、

 

卒業式は経験しているんですが、

 

体育館でやったし、

 

あんまり記憶がない。。。

 

そういえば

 

高校も中退してるし、

 

大学の卒業式の時は

 

イエメンに行ってて 

 

式に出てないわ。

 

 

もしかしたら

 

日本の卒業式も

 

変わって来ているのかな?

 

保護者も

 

きっちりドレスアップしている人もいれば

 

穴の開いたジーパンで来ている人もいて、

 

来年の参考になりました。(笑)

 

 

それにしても

 

アメリカ人は

 

スピーチがうまい人が多い!


日本だと 

 

入学式だ卒業式だっていうのは 

 

ご来賓のスピーチの連続で、

 

つまらない(失礼!)のが

 

ほとんどだという印象なんですが、

 

アメリカのは結構楽しめます。

 

長々と

 

おもしろくないスピーチする人も

 

当然いるけどね。

 

 

 

アメリカでは

 

Graduation というのは

 

高校の卒業式だけ。

 

小学校と中学校の卒業式は

 

Continuationと呼んで、

 

簡易な式をするのみです。

 

そして

 

入学式はないです。


 

 


息子もそうなんですけど、

 

スピーチとか 演劇とか

 

合唱のソロとか

 

人前で発表することに対して

 

あんまり緊張しない子が多い印象です。

 

もちろん

 

あがり症で

 

そういったことは絶対ダメ!という子も

 

たくさんいると思うんだけど。


よく考えたら、緊張するというのは

 

「自分をよく見せたい」


「失敗してはいけない。」という

 

刷り込みがされているからで、


アメリカ人が

 

全部そういう刷り込みを

 

されてないわけじゃないけれど、


こういうところに 

 

褒め殺しの文化の

 

影響が出るのかもなーと思いました。

 

アメリカ人

 

褒め上手な人が多いです。

(心にもないこと言ってることも多々あるので

それはそれで ちょっと問題だと思いますが)

 

ちょっとワンピースとか着て

 

出かけようもんなら

 

「うわー、今日はドレスアップして

 

素敵ね!」って

 

褒めまくられます。

 

そのドレスが似合っているとか

 

スタイルがいいとか

 

そういうことじゃなくて

 

頑張ってドレスアップした

 

というところを

 

褒めるんです。

 

それに


小さいころから

 

Show and Tell

(自分のお気に入りのおもちゃなどを

学校に持って来て、クラスメイトの前で

それについて話すこと)

 

などで、

 

人前で発表することに

 

慣れているのかもしれないですね。

 

あー、来年の今頃は

 

こんな感じなんだなーと思い

 

ちょっと

 

ほろ苦い気持ちになりました。

 

自分は 息子の歳には

 

勝手にアメリカに1年留学して

 

帰って来て1年したら

 

高校中退して

 

上京して大学に行って

(アメリカの高校を卒業したから

それを認めてくれる大学に行きました)

 

東京で就職しちゃって、

 

そのあと 

 

アメリカに移住しちゃったくせに

 

自分の番になったら

 

まだまだ

 

息子を手放す

 

心の準備が

 

できていない私です。

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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