自閉スペクトラムは文化である 11  | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

 

こんにちは!

私がブログを通して、日本の皆様へ伝えたい!
と思ったきっかけとなった

目からウロコが落ちる
自閉症スペクトラムや発達に凸凹があるお子さんへの接し方について
説明している記事を

「子ともに寄り添う育て方」

「私の師匠」

「私の体験記」という

3テーマにまとめました。


私の根本はここですので、
ぜひ、このテーマの記事を読んでいただきたいです。
*********************

 

今日もこちらのテーマのシリーズの続きです。↓

 

 

 

社交的でなければいけない 

 

という思い込みを捨てて、

 

「社交的」

 

というのにはいろいろな形があり、

 

自分自身の社交スタイルに 

 

なんら問題はないのだ

 

ということを知ってください。

 

 

世間一般が思う社交性を

 

無理して身に着ける必要は

 

全くありません。



キーランさんが

 

一番安心するのは

 

自閉スペクトラムの人だけが

 

集まる場所に行くことです。

 

その時は

 

疲れるどころか

 

エネルギーがチャージされるそうです。

 


そこでは

 

「信号システム」

 

というのを採用していて、

 

 

全員が

 

色のついたカードを渡されて、

 

自分の状態に

 

見合ったカードを置いておくことで、

 

他の人と

 

どういうコミュニケーションがしたいのかを

 

示すことができます。

 


緑のカードは 

 

誰とでも話がしたい

 


黄色のカードは 

 

話をしたいと思っているが、

 

会話を始めることができない

 


赤いカードは 

 

今は誰とも話をしたくない

 


といった感じです。

(これ、私も使いたい!)

 


そして 

 

数日、

 

または数週間おきに、

 

感覚刺激がない場所に

 

長い間いられる時間を作ります。

 

 

仕事部屋を工夫して作って、

 

一日の中でも

 

できる限り

 

感覚刺激が入らない

 

環境に身を置く時間を

 

作るようにしています。



キーランさんの

 

自閉スペクトラムの息子さんは、

 

お父さんと話がしたくなると、

 

同じ家の中にいても

 

携帯にメッセージをしてきます。 

 

 

キーランさんは、

 

その時点で

 

息子さんの話を

 

40分間聞く時間がない時には、

 

 

「今はこれとこれを

 

やらないといけないけれど、

 

話を聞く準備ができたら

 

そっちに行くよ。」

 

又は

 

 「今日は時間が取れないから 

 

何曜日の何時に話をするようにしよう」

 

などといった

 

メッセージを返すんだそうです。
 

なかなかいいアイデアですね。

 

 

これで

 

「自閉症スペクトラムは文化である」の

 

インタビューの紹介はおしまいです。

 

長い間お付き合いいただいて

 

ありがとうございます。

 

 

 

実はこのお二人の他にも

 

Bright and Quirky Online Summitでは

 

とても素晴らしい内容の

 

インタビューがあるので、

 

それもまた少しずつ

 

紹介していきたいと思います。

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

 


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