あなたのお子さんの偏食は 軽度?重度? その2 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは!

 

今日も過去記事を貼り付けておきます。よかったら読んでみてください。

 

 

 

 

 

さて 今日もこのシリーズの続きです。

 

 

 

 

 

お子さんが軽度の偏食なのか重度の偏食なのかを知るチェックリストの2番めの項目の説明です。

 

2.同じものを続けて食べすぎて飽きてしまった時に

  軽度:2週間ほど間をおけばまた食べられるようになる

  重度:一度食べすぎて飽きてしまったものは2度と食べられないため、どんどん食べられるものが減り続ける

 

感覚統合に問題がある子どもはFood Jagと呼ばれるこだわりを見せることが多いです。Food Jagというのは 全く同じブランドの全く同じものを全く同じように調理したものを繰り返し繰り返し食べることにこだわることです。

 

どうしてこういうこだわりを見せるかというと、全く同じ食べ物を食べることによって、毎回全く同じ感覚刺激しかおこらないので、脳の感覚機能を一生懸命に働かせなくてもよくて 楽だからです。

 

こういった食べ物に関するこだわりは、4−6ヶ月、12−14ヶ月、2−3歳、5−6歳、9−10歳の5回の大きな転機の時期に現れることが多いです。 なぜかというと、この時期には感覚機能がうまく働きにくくなるからです。そうすると がんばってうまく機能していない脳の感覚機能を働かせようとするよりも、親に無理を言って いつもの食べやすい食べ物を要求し続ける方が遥かに楽だからです。

 

子供の行動は大人と違ってシンプルです。 子供は痛ければ泣くし、嫌ならば床に放り投げるし、気に入らなければ癇癪をおこします。それと全く同じ原理で、たいへんなことからは逃げるかズルをするかのどちらかの行動をとります。だから、ズルをして親にどうにかしてもらおうとするわけです。

 

大人になっても同じような行動を取る人もいますが(笑)だいたい7歳くらいになったらこういった行動からは卒業させたいですね。

 

Food Jagの問題は、誰でも同じものを何日も食べ続けると飽きてしまって食べたくなくなることです。軽度の偏食の子供なら、2週間ほど間をあければまた同じものを食べるようになります。

 

ところが、重度の偏食の子供がある食べ物を食べすぎて飽きてしまった後、2週間ほど間を開けて同じものを出すと、まるでそんな食べ物今まで食べたことがないような反応を示します。 それまで3年間その食べ物で生きてきたようなものでもです。 又は まるでこの世で一番グロテスクな食べ物を出されたみたいな反応をします。

 

重度の偏食の子供は最初はもっと食べられる食品が多かったのに、この食べすぎて飽きてしまった後にもう食べることができなくなってしまうことで ひとつ、またひとつと食べられるものが減っていき、3−4歳になるころには食べられるものが20以下にまで減ってしまうのです。

 

続きます。

 

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