こんにちは!
今日は昨日の続きです。
昨日の記事で、生後6ヶ月以降は原始反射は薄れてきて、自分の意思で食べるという行為を行うようになり、その時点で子供はきちんと食べることを学ぶのか、学ばないのか、なんとなくできるようなできないような感じなのかの3つに分かれることを書きました。
私達は子供のためにと 食卓につく時に 栄養士の仮面をかぶって挑んでしまうことが多いのではないでしょうか?
ちゃんと充分なカロリーを取っているだろうか、カルシウムは足りているだろうか? ビタミンは足りているだろうか?など、気になりますよね?
Dr. Toomeyは、親は 栄養士の仮面ではなくて、教師の仮面をかぶって食卓について欲しいのだそうです。
比較的軽い偏食の子供たちは、この生後6ヶ月の時点で食べるという行為をなんとなくできるようなできないような感じで学んだ子供たちです。
こういった子供たちは 自分のオリジナルなやり方で食べる傾向があります。
例えば、噛む力が未発達な子供は噛むのに力がいる食べ物を避けます。 そういった子はいわゆる「本物の肉」(鶏の胸肉など)を食べたがりません。代わりにチキンナゲットやハンバーグ、ソーセージなど 製造の過程であらかじめ「噛み砕かれた」肉しか食べません。
感覚過敏で 湿った舌触りのものがぬるぬるしていて不快だと感じる子供は パスタにトマトソースをかけるのを嫌がったり、ヨーグルトやアップルソースなども嫌がります。
また、味覚過敏で 苦味を非常に敏感に感じる子供にとって 野菜はとても苦く感じられます。 それに加えて野菜は繊維質なことが多いので、感覚過敏の子供ににも、噛む力が未発達な子供にとっても不快な要素がある食べ物です。 だから野菜が嫌いな子供が多いんですねー。
なので、お子さんがある特定の食べ物を拒否するときは、子供の何がいけないからなんだろうと考えるのではなくて、この食べ物のどんなところが原因で子供が食べにくいと感じているんだろうか ということを考えてもらいたいそうです。
お子さんの今の発達状況や特性と、お子さんに食べさせようとしている食べ物がマッチしていないと、お互いに苦しいだけです。
食べることに関する次の大きな転換期は生後12−14ヶ月に来ます。
続きます。
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