新型コロナの〇〇がこれから一番懸念すべき問題! | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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今日は、あまり知られていない新型コロナに感染した後の後遺症に関する懸念の話をシェアします。

このシリーズの続きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスに感染後に見られる後遺症としてLong-Haul COVID-19 (感染後の症状の長期化)が懸念されはじめています。

 

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)もこの問題を認識しています。

 

新型コロナウイルス感染後に長期間にわたり続く主な症状は

 

ー疲労感

ー呼吸困難

ー咳

ー関節痛、筋肉痛

ー胸の痛み

ー頭がぼうっとする

ー頭痛やめまい

ー鬱の症状

ー熱が上がったり下がったりする

ー動悸

ー低血圧

 

機能性医学(Functional Medicine  1990年にアメリカのジェフリー・ブランド(Jeffrey Bland)博士によって提唱された最先端科学と医学を融合した、生活習慣病や慢性病の治療法)の観点から考えると、上記の症状は慢性疲労症候群、自律神経失調症、繊維筋痛症、ミトコンドリア機能障害、マスト細胞活性化症候群などと共通するものがあるそうです。

 

この新型コロナウイルスの感染後の症状の長期化はかなり頻繁に見られることが分かってきています。

 

世界中で5000万人以上の新型コロナウイルスの感染者のうちの約2000万人がこういった後遺症に悩まされているということです。

 

アメリカでは約90%の新型コロナウイルス感染から回復した患者が、60日以上に渡って長引く症状が一つはあり、55%はそういった症状が3つ以上、そして44%が新型コロナウイルスに感染した後に生活の質が落ちたという結果が出ています。

 

同じような結果がイタリア、イギリス、ドイツ、韓国など各国からも出てきています。

 

また、意外なことに症状が長期化しやすいのは、平均年齢44歳の主に女性で、もともと健康であり、新型コロナウイルスに感染した時も軽症で、入院も必要なかった患者が多いのだそうです。

 

インフルエンザに感染しても90%の人は2週間以内に完全に回復しますが、新型コロナウイルスから回復した患者の90%にこの長期的な症状が見られるといのはかなり深刻な問題だとDr. Songは言います。

 

この後遺症対策にはCellular Resilience(細胞の回復力)が大事になってくるそうです。細胞の回復力とは、感染症や身体的、精神的ストレスに対する細胞の耐性のことで、病気になっても細胞が回復してさらに強くなる力のことです。

 

それには、薬で症状を抑える現代医学ではなく(もちろん時と場合によって現代医学的なアプローチが不可欠なこともありますが)、機能的医学やホリスティック医学などを基本とした、体を根本から健康にしていくアプローチが大切になってくるそうです。

(細胞の回復力を上げて免疫力を高めるには、上に張り付けたこのシリーズの初めのほうの記事を参考にしてくださいね。)

 

皆様の参考になれば嬉しいです。

 

読んでいただいてありがとうございます。


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