【地上の楽園へ旅する】: セーシェル | 世界あちこち散歩

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国内外の色々な所で見聞き・体験したヒト・モノ・コトを綴ります

#全日本失敗写真協会
と言うハッシュタグが
ツイッター上で盛り上がって
いるそうです。

 

単なるピンボケ写真を

載せている人もいますが、

やはり楽しいのは、

本来は失敗写真なのに、

意図しなかった面白い作品が

偶然出来上がった様な

ケースです。

 

例えば、肝心な部分に、

タイミング悪く、

何か別のものが写り込んで

しまったり、顔が変形して

しまったりです。

 

ご興味のある方は、是非、

覗いてみて下さい。

 

さて、以前の投稿でも書いた事が

ありますが、海外旅行の際の

写真の撮り方は、デジカメが

普及する前と後では、大きく

違ったと思います。

 

デジカメ以前は、その場で

写り具合を確認出来なかったので、

自ずと失敗写真が多くなりましたが、

そもそも、フィルム及び現像代も

高くなってしまうので、あまり

大量に写真を撮る事は

ありませんでした。

 

その後、2001年位から、

旅行にフィルムカメラと

デジカメの両方を持って

行く様になったのですが、

当時はまだ、フェイスブックも

インスタグラムも無い時代で、

撮った写真を他人に見せる事は

想定していなかったので、

単なる記録写真としての

位置づけで、出来栄えには

特にこだわっていませんでした。

 

その結果、もう2度と

訪問出来ないかも知れない

場所なのに、残っている写真が

駄作ばかり、と言う事も

多かったです。

 

その最たる例が、

インド洋に浮かぶ島国で、

地上最後の楽園」とも呼ばれる

セーシェル共和国」(セーシェル)

への旅行です。

 

2001年の12月に訪問しました。

 

セーシェルと言えば、

昭和世代の人は、

松田聖子」さんの歌、

セイシェルの夕陽」が

思い浮かぶかも知れません。

 

或いは、

フュージョン・ミュージック

のファンの人でしたら、

高中正義」さんの初期の曲、

憧れのセーシェル諸島」で

ご存じかも知れません。

 

地理的には、アフリカに位置づけ

されますので、行きたいと

思っても、なかなか行くのが

難しい国だと思います。

 

私の場合は、それらの音楽よりも、

一冊の写真集がきっかけで、

いつかセーシェルに行きたいと

強く思うようになりました。

 

三好和義」さんの写真集、

地球の楽園」です。

 


1991年に発行されました。

 

セーシェルやモルジブ、ハワイ等、

世界の名だたるリゾート地を

写真に収めたものです。

 

それから10年経って、

念願叶って訪問したセーシェル。

 

マヘ島」と言う、首都の

ビクトリア」を有する、

セーシェル最大の島の

リゾートホテルに滞在。

 



そして、世界的に人気の

ビーチがある、

ラディーグ島」と

プララン島」も、

フェリーで訪問しました。





旅行自体は、特に何の

トラブルも無く、

全ての行程を楽しめたのですが、

写真と言う事であれば、

上に載せた様に、

残念な出来の写真ばかりで、

あまり良い記念になっていません。

 

構図が悪く、肝心な海が

きちんと写っていなかったり、

セーシェル感」が全く

出ていないものばかりです。

 

しかも、雨季に訪れるという、

痛恨のミス。

 

まあ、写真を撮る事の

優先順位が低かったので、

雨季でも構わないと思って、

その時期に訪問したのですが。

 

そもそも、海を撮るのって、

結構、難しいですよね。

 

建物の場合、建築自体が

美しければ、誰が撮っても、

それなりの写真にはなります。

 

でも、海は難しい。

名言風に言えば、

海は人を選ぶ」(笑)。

 

プロの写真家の作品とは

似ても似つかない結果に

なってしまいました。

 

近年は、大分、私の腕も

上がって来たので、

当時よりは出来の良い

写真が撮れる様には

なりましたが。

 

いつか機会があったら、

セーシェルの海写真、

再チャレンジしたいです。

 

最後に、島の話題をもう一つ。

 

私には、10年位前から、

ずっと行きたいと思っている

島がありますが、アクセスが

余りにも悪いので、

未だに訪問出来ずにいます。

 

その島は、海外では無く、

何と、日本国内、しかも、

東京都内」なのです。

 

島の名前は

青ヶ島」。

 

伊豆諸島南部の島で、

二重カルデラ」と言う

珍しい地形でも有名です。

 

空港はありませんので、

もし行くとしたら、

八丈島」からフェリーか

ヘリコプターになります。

どちらも1日に1便。

 

ただし、海が荒れると

フェリーは欠航してしまい、

その確率は5割以上との事。

 

一方のヘリコプターの

欠航率は2割位だそうですが、

9人しか乗れません。

 

ですので、運が良く

到着出来ても、

予定通り帰って来れず、

島に居続けなければいけない

リスクが高いので、

サラリーマンが行くには

ハードルが高すぎるのです。

 

行けるとしたら、将来、

定年後で、時間がたっぷり

出来た時にならざるを得ない

と思っています。

 

そんな青ヶ島をちょっとでも

自宅で感じられるもの、

それは島の名産品である

青酎」と言う焼酎です。 



クセがスゴい」ので、

万人向けではありませんが、

「焼酎飲んだぞー!」という

実感が凄いので、

時々、購入しています。

 

今晩も、これから一杯。

 

では、これにて失礼します。