【魔都を再訪する】: 香港① | 世界あちこち散歩

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国内外の色々な所で見聞き・体験したヒト・モノ・コトを綴ります

大好きなテレビ番組の1つに

日本テレビ系列の

アナザースカイ」があります。

毎回著名人が自分にとっての

思い出の場所や憧れの場所を

訪問する内容です。


決め台詞は

ここが私のアナザースカイ。

〇〇です。」で、

〇〇には、地名が入ります。

 

私にとってアナザースカイは

何処か。


中々一つに絞れません。


これまで色々な国に行き、

長期滞在した国も多くある

のですが、何回も行ったり

長く滞在すると、それなりに

嫌な思い出や苦労もありますし、

何よりもマンネリ化して、

感動する気持ちが減って

しまう事があります。

 

そこで近年、自分にとっての

アナザースカイを探す事も、

未訪問の国を踏破する傍ら、

始めてみました。


丁度一年前には、

シンガポール」(これまでに

数十回訪問)を再訪し、

新たな魅力に気づいたり

出来ました。

 

今回は、JALのマイレージの

残りで訪問出来、空席もあった

香港」に3泊4日で行きました。


9月30日から10月3日までの

訪問でしたので、台風24号の

影響も受けずラッキーでした。

 

香港を始めて訪問したのは

数十年前。


団体旅行に友人達と一緒に

参加しました。


その後も、乗り継ぎの機会に

1泊したり、仕事で訪問したりは

何回かしているのですが、

きちんと観光するのは

実に久しぶりです。


この機会に、代表的な観光

スポットを再訪すると共に、

私自身の趣味である建築巡りを

する事としました。

 

初日は到着後、ホテルの近所の

中華料理屋で食事をしただけで、

早目に就寝しました。

 

2日目は天気予報では晴れの

はずだったのですが、朝は小雨

が降っていて、一日中はっきり

しない天気だったので、

九龍城砦」の跡地と、

香港歴史博物館」を訪問する

だけにとどめ、ほとんどの訪問

予定を翌日に延期しました。

 

歴史博物館については

割愛しますが、

九龍城砦の跡地は、

今では観光スポットでは無く、

地元民がスポーツに興じたり

する平和な公園になっていて、

自分としては、初訪問の時との

違いを確かめる上で、

是非とも行かなければならない

場所でした。


 
 
 
 
 
 
 
 

公園内には資料館もあり、

一部の遺構も残っており、

在りし日の九龍城砦の模型も見

られます。

 

数十年前に訪問した時、

団体旅行のスケジュールには

入っていなかったのですが、

自由行動の日に、同行の友人達と

訪ねました。


悪の巣窟」のイメージが強く、

入ったら出て来れないという

噂等もあり、まだ旅慣れて

いなかった私達は、外から

眺めただけで中には入らず、

写真も撮らずに帰って来ましたが、

今思えば、ちょっと勇気を出して、

中をきちんと見学しておけば

良かったと後悔しています。

 

九龍城砦が無くなり、

近代的な超高層ビルが乱立し、

中国大陸からの旅行者で一日中、

何処の道も歩くのが大変な位

混雑している香港は、最早、

魔都」的なイメージは無いと

言えますが、そんな中、一部の

地域には、我々外部の者が勝手に

香港的」だと感じられる場所が

まだ残っています。

 

その1つが、3日目に訪問した

フォトスポットとして最近人気の

大型マンションである

海景楼」。


インスタ等で見たことのある人

も多いと思います。


ここは本来、観光地では無く、

一般の市民が居住している所なの

ですが、中庭での写真撮影も

黙認されている様で、多くの

外国人が自撮りを楽しんでいました。

 

 
 

<続く>