今日は思い立って日米合作公演のミュージカル『RENT』を観てきました


RENTは私の大好きなミュージカルの演目のひとつ


日本版も何度も行ってますが娘と来日版に行った思い出もあり、山本耕史さん出演の話題からメディアで取り上げられて数日前から気になっていました


調べると今日の夜の公演だけに空きがあったので開演の5時間前に行こうと決めてあと数席のチケットをギリギリ取れてすぐに支度して早めに渋谷に向かいました

間に合って良かった

満席だったようです


私と娘は大の舞台好き、ミュージカルバカ親子です

小さな頃から連れて行き、そう仕向けたのは私なのです


数え切れない舞台を一緒に楽しんできました
今回のシアターオーブも何回も足を運んで楽しい時間を過ごした場所です
遅いお昼?夕飯?を「つるとんたん」で食べました

娘がいつの時か教えてくれた新しい形のうどん屋さんです


残酷にも仲良く話す母娘の後ろに並び順番を待ちました

これも試練なのか、、、

以前は私と娘の姿ももしかしたら人に苦しみを与えていたのかと思いました


娘があの時頼んでた「明太子クリーム」美味しかったです



さて、久しぶりの舞台はワクワクする訳ではないんですよね、、、

淡々と時間を待ち、始まりました



途中いろいろな思い出がよみがえり

なぜ?

どうしていないの?

本当のことなの?

と心が入り乱れてしまいました、、、


『Another Day』と言う歌詞の中に


No day but todayと言う一文があります


「今を生きるしかない」

最初の歌は絶望感からの言葉の意味ですが、フィナーレの曲にもこの歌、この言葉が入ってきます


それは希望としての「今を生きる」だと感じます


全曲英語版ですので字幕の文字が私を震わせました

「ほかに道はない 魂を信じて 今を生きる ただ今日を生きる」


この魂とは自分の魂の意味なのだけど私は娘の魂だと受け取りました


あれから心から感動することはないけれど、娘を思い、涙が出てとまりませんでした

普段は娘のことは蓋をしています

こうして無理に娘との思い出をよみがえらせることが必要なのかもしれません


今日、目の前にいた母娘のように幸せな時間が確実に私の人生にも娘の人生にもあったのだから


一緒に観てくれていたと、娘の魂を信じて