娘がいなくなる前に七福神巡りをしていたことを思い出した
娘が苦しんでいたから娘のためにひとりで巡っていた


ばかだなぁ…
神頼みしてる場合じゃなかったんだ

あの頃の自分に腹が立つ
呑気なもんだ
しかも 巡り終えなかったから中途半端な

神頼み 終わる前にいなくなっちゃった

この世界からいなくなることが娘の望み

幸せだったのか…神様ってなんだろ…


今は娘のために観音様巡りをしてる

ばかだね


別の世界にいる娘の幸せをただただ願ってる


そんなことぐらいしか出来ないから

でもこれは自分のためなのかもしれない

逃げてるだけかもしれない


しばらく行けなかった

暖かくなったらまた観音様を訪ねようと思う

自分のためでもいいよね